NPO法人ぐんま緑のインタープリター協会とは
群馬県では森林や緑づくりに関する広範な知識、技術を有する指導者を養成するために平成12年度から16年度の5ヵ年間「緑のインタープリター養成大学」を実施し、修了者174名を「群馬県緑のインタープリター」として認定登録しました。
この修了生が集まり平成15年3月、自然の解説者を目的にボランティア団体「群馬県緑のインタープリター協会」を設立しました。
平成18年7月には更なる活動に向け NPO法人「ぐんま緑のインタープリター協会」として新たに発足しました。
協会の活動内容
前橋市委託事業(前橋市)
自然体験事業
県や市の森林公園等を使用して自然体験型の環境学習を行っています。
自然観察会
森林や野原で草木を観察しながら自然に親しむ事業で、主に県内にある森林公園周辺で行っています。
木工体験教室
主に「あかぎ木の家」で木材を利用して箱や本立て等を作ることにより、木に親しみ、合わせて加工作業を学びます。
水生生物と環境学習
赤城ふれあいの森の小川や、おおさる川でトンボの幼虫などの水生生物を観察し、環境とのかかわりについて学びます。
草木染体験学習
主に赤城ふれあいの森で自然素材の絹を使った草木染のすばらしさを体験します。
ネイチャークラフト
木の実や落ち葉などを用いて楽しい森のおもちゃを作ります。
(写真は上から自然観察会(赤城ふれあいの森)、木工体験教室(あかぎ木の家)、水生生物と環境学習(赤城ふれあいの森))
環境指導者養成事業
協会独自の人材養成講座により環境指導者・自然の解説者を養成しています。
大人のための自然教室
群馬県が平成12年度より5年間実施した「群馬県緑のインタープリター養成大学」の趣旨にそって
@ 森林や自然環境に関心が高くボランティア活動に参加意欲のある人の養成
A 当協会の活動目的を共有する人材の養成
を目的に、平成19年度より毎年「自然の解説者養成講座」を開講してきました。平成26年度までの8年間で173名の方が修了し、緑のインタープリター(自然の解説者)として活動されています。
群馬県では平成27年度から4年間、森林環境税を活用して自然や環境の指導者養成のため「緑のインタープリター養成講座」が行われることになりました。当協会では県の講座との重複を避けて、自然を理解することに重点を移して内容を見直し、H27年度からは「大人のための自然教室」として開講することとしました。
当自然教室は、受講費と協会資金により、協会独自で運営しています。講座は自然解説ボランティア活動等に必要な基礎知識と実践技術の習得を目指しています。
協力事業
NPO法人として、緑化ボランティアや各種団体が主催する事業に協力し地域社会に貢献しています。
(写真は左上から右に赤城親しみの森整備事業、(株)サンワ主催のエコパーク2009、ぐんま環境&森林フェスティバル、敷島公園まつり)
研修事業
協会員の知識や技術向上のための研修及び広く一般の人を対象とした公開講座を行っています。
(写真は左から緑のインプリの森での植生研修(会員研修)、赤城山の生い立ち研修(会員研修))
インプリの森事業
平成23年から、サンデンフォレスト内の室沢交流の森(インプリの森)の整備を行っています。
毎月第2、第4土曜日は協会の定例活動日となっています。
(写真は左から緑のインプリの森の案内看板、緑のインプリの森でチェーンソーの研修を受ける女性会員)
協会の組織 (協会員数 147名)
当協会は、協会が実施している「大人のための自然教室」の修了者、「自然の解説者養成講座」の修了者または群馬県緑のインタープリター認定登録者で、当協会の目的に賛同した会員及び当協会の趣旨に賛同して入会した法人の賛助会員で構成され、会員・賛助会員の会費、当協会の趣旨に賛同しての寄付金並びに県等の公的機関、各種団体から受託した事業の補助・助成金で運営されています。
理事長 ― 副理事長
― 総務企画部会
協会紙「自然の解説者」発行、
事務局(庶務・会計、各部会の運営補助、協会の
PR)等
― 研修部会
会員の資質向上のための研修等
― 観音山FP部会
観音山ファミリーパークの「自然の森」にて
一般向け自然観察会を実施
― 普及部会
大人のための自然教室等
― 受託協力部会
前橋市受託事業、自然体験事業、緑の募金事業、
各種協力事業等
― インプリの森部会
緑のインプリの森整備、森林整備の協力事業等
<pdf版>
活動紹介 pdf版
協会の活動紹介記事
グラフみどりの群馬 2017秋季号
グラフみどりの群馬 2017新年号