会員研修事業

会員研修

 協会員の知識や技術向上のための研修や一般の人向けの公開講座を実施しています。


会員研修の様子(令和5年度)

 令和5年度会員研修の実施の様子を紹介しています。

会員研修10
「座学とフィールドで学ぶ自然観察のイロハ」

9月3日(日) KFP・B工房にて  会員研修部会
研修の写真  参加者:協会員28名
 講師:浦野安孫
 内容:同協会員の浦野氏による講義「自然観察・目のつけどころ」を実施した。流暢な弁舌で身近な話題を盛り込んでの話に一同しばし時間を忘れて聴き入った。後半では「聴く」から「各自発言する」趣旨のもと当初は森歩きを予定していたが、参加者多数の為室内にて自然観察への思いなどを参加者全員に語ってもらう形に変更したが、皆さんの自然観察への熱い思いを知る良い機会となった。
(清水)

会員研修9
野鳥観察会「渡良瀬遊水池」

1月27日(土)  会員研修部会
研修の写真  参加者:協会員20名
 講師:粕川昭久、水野博晶
 時間:9:30〜12:30
 内容:渡良瀬遊水池内の谷中湖周辺4,5kmを歩き野鳥観察を行った。数多くの水鳥や上空で滑空するハイイロチュウヒ、トビに圧倒され半日を過ごし、最後に鳥合わせ(38種確認)を行って会を終了した。昼食後は任意参加で、「コウノトリ人工巣塔」や、「コウノトリ交流館」を訪ね自然を通したエコツーリズム、地域活性化へと繋げる現場を学んだ。
(清水)

会員研修8
自然観察会「下仁田構造帯の地層」

11月26日(日)  会員研修部会
研修の写真  参加者:協会員22名
 講師:中島啓治、黛勝司、高橋真理子
 内容:青岩公園にて集合し、中央構造線や下仁田構造帯の貝化石、跡倉礫岩層、跡倉クリッペなどの露頭現場を3班に分かれ、講師の解説を聞きながら観察した。現場にて講師への質問が多発し協会員の地質関連に対する関心度の深さを感じた。解散後、多数の協会員が自然史館を訪れた。
(清水)

会員研修7
「玉原湿原と尼ヶ禿山」自然観察会

9月3日(日)  会員研修部会
研修の写真  参加者:協会員19名
 講師:濱田誠、茂木由美
 内容:中心広場に集合、調整池にて揚力発電式玉原ダムの構造説明を受けその重要性を学ぶ、ブナ林内では「ブナは緑のダム」の話題や自生する日本海側要素多雪地帯の植物観察し、途中昼食後、尼ヶ禿山の山頂にて山座同定を楽しむ。復路では全員の終了時間延長同意の上、湿原内を暫く散策して終了した。
(清水)

会員研修6
AM「シカ食害対策ネット巻き」、 PM「五輪尾根の自然観察」

8月11日(金・祝) 会員研修部会
研修の写真 研修の写真  参加者:協会員15名
 講師:櫻井昭寛、清水岩夫
 時間:9:30〜11:30,13:00〜15:30
 内容:昨年と同様、小沼湖畔南側地域のシカ食害対策ネットの補修や点検等をおこなった。以前と比べると新規の食害跡は少なくなったように感じたが、徐々に倒木が増えて森の荒廃が進んできている。

 午後は昼食後、大沼北面の五輪尾根に自生する3種類のカバノキ科「ウダイカンバ」、「ジゾウカンバ」、「ダケカンバ」を比較、散策して山歩きを楽しんだ。
(清水)

会員研修5
「榛名山自然体験メニュー研修」

5月13日(土)  会員研修部会
研修の写真  参加者:協会員28名
 講師:亀井、大谷、関端、櫻井、茂木
 内容:昨年度同様に今年度も前橋地区中学校からの榛名山での自然体験は行われない事になったが、いずれ実施されることを前提に赤城山でのポイント体験方式と同様な形で講師養成の勉強会を実施した。なお榛名山では赤城山でおこなう「鹿について」の代わりに「樹木がどれだけCO2を吸収したか推定」をおこなう事になっている。
(清水)


会員研修4
「赤城山自然体験メニュー研修」

5月7日(日)  会員研修部会
研修の写真  参加者:協会員41名
 講師:亀井、大谷、関端、浦野、茂木
 内容:中学校生徒が赤城山で自然体験をする際に使う栞を児童文化センターから配布され、各ポイントでの生徒達へ伝える説明内容を5名の講師から協会員が指導を受け、5月12日から始まる本番に向けての準備をした。なお当日悪天候のため各ポイントへ出向いての模擬体験ができず、ビジターセンタ内での座学となった。
(清水)


会員研修3
「妙義山の地質」

4月30日(日)  会員研修部会
研修の写真  参加者:協会員23名
 講師:中島啓治
 内容:早朝の雨が開始と同時に止み妙義山での観察会が始まった。 今回の研修は、いわば4月の座学でおこなった講演会の内容を実際に現場を訪ね勉強する企画で、再度「ぐんま地質岩石研究会」の中島啓治氏をお呼びし実施した。妙義山の石門を巡り、その成り立ちや地質を構成する岩石などを、協会員が直接手で触れながら学ぶ貴重な体験をする有意義な時間を過ごすことができた。
(清水)


会員研修2
太田金山 春の自然観察会

4月23日(日)  会員研修部会
研修の写真  参加者:協会員16名
 講師:荒木利彦、阿部友雄、永田まり子
 内容:春の金山 自然と新田金山城の研修会
頻繁に利用している金山での自然観察会であるが、今回は講師未経験者に講師役を体験してもらった。さらにベテランにも講師を依頼し、2つの班に分かれての観察会を実施となった。
(清水)

会員研修1
講演会「群馬西毛地域の地質」 

4月16日(日)  会員研修部会
研修の写真  参加者:協会員62名
 講師:中島啓治
 場所:花と緑の学習館
 時間:13時〜14時半
 第21回通常総会終了後、地層や地質について学ぶために「ぐんま地質岩石研究会」の中島啓治氏をお呼びし「群馬県の西毛地域の地質」についての座学を受けた。今回座学で話題に上った妙義山の地質や下仁田構造体を後日、現場を訪れさらに知識を深掘りする予定。
(清水)

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会員研修の様子(令和4年度)

 令和4年度会員研修の実施の様子を紹介しています。

会員研修10
 「玉原高原スノーシューでの自然観察会」 

3月11日(土)9:00〜14:30  会員研修部会
研修の写真  参加者:協会員9名
 講師:濱田誠
 場所:玉原高原
 講師からスノーシューの装着や歩行方法を学んだ後、非日常体験的な雪上での自然観察を行う。観察フィールドはブナ平から玉原湿原へとわたり、普段ではササの繁茂や、湿原内で歩くことができない所に入り込んでの観察会で大変充実していた。
(清水)

会員研修9
 「野鳥観察会」 

1月21日(土)8:00〜11:30  会員研修部会
研修の写真  参加者:協会員30名
 講師:粕川昭久、浅沼厚、水野博晶
 場所:大室公園
 寒風の中大室公園にて野鳥観察会を実施。多数の会員参加で野鳥観察への関心度の高さを感じた。3班に分かれ「鳥調べチェックリスト」を使用して観察し、最後に3班合同で「鳥合わせ」をおこない合計40種ほどの野鳥を同定した。
(清水)

会員研修8
自然観察会「鹿田山フットパス」

12月15日(木)  会員研修部会
研修の写真  参加者:協会員20名
 講師:須藤友治、荒木昭彦
 場所:鹿田山 清水新沼〜建岩〜ヒマワリ畑〜展望の丘
 鹿田山周辺の自然環境整備の状況や里山に暮らす人達がその自然を楽しみつつ散策している現場を訪ねた。
 また会員からは自然の中に息づく生き物についての解説を現場で聞くことができたと大変好評な企画でした。
(清水)

会員研修6
「玉原湿原とブナ平」散策 

9月4日(日)  会員研修部会
天気:晴れ 9:00出発 15:00解散
研修の写真 研修の写真 研修の写真 研修の写真 研修の写真 研修の写真  参加者:櫻井(昭)、茂木、浅沼、五十嵐、田村、宇多川、大畠、大谷、戸丸、      長岡、柳澤、櫻井(陽)、角田、吉本、小野、永田、根岸、濱田、萩原、今井、清水 以上21名(敬称略)
 講師:濱田誠、茂木由美
 標高差: 103m 玉原湿原(標高1200m)、長沢三角点(1303m) 総歩数概算:10,000歩 総距離:7km
 行 程: 集合地〜〜ブナ平〜(昼食)〜長沢三角点〜玉原湿原〜調整池〜自然環境センター〜集合地着
 概 略:「玉原中心広場」に集合し、濱田、茂木(利根沼田自然を愛する会「楽迎員」、インプリ会員)両氏の講師紹介後、好天のなか散策を開始する。太平洋側にありながら多雪地に適応した日本海型気候の植物や常緑地這植物が多く、そこに広がる雄大なブナ林、また玉原湿原の低層湿原や中間湿原の様子を観察しながら、ヒトと自然との関わりの歴史、そして自然保護の難しさなどを学んだ。
*日本海側要素対比表 
研修の写真














田村氏写真提供
アケボノシュスラン
ソウシシヨウニンジン
エゾユズリハ
玉原湿原のフウリンウメモドキ
(清水)

会員研修5
「シカ食害対策ネット巻き」

 8月11日(木・祝)  会員研修部会
研修の写真  参加者:協会員18名
 講師:櫻井昭寛、清水岩夫
 場所:小沼湖畔 9:30~15:00
 小沼駐車場に集合、講師から各会員へ例年の行事実施の意義説明があり、被害に遭っているリョウブやカエデ類の樹皮にネット巻きをおこなった。
 午後は荒山東登山道で樹木観察を通して会員相互の親睦をはかった。
(清水)

会員研修4
「赤城地蔵岳から見る外輪山」

 5月29日(日)  会員研修部会
研修の写真  参加者:協会員12名
 講師:清水岩夫
 場所:小沼駐車場〜地蔵岳山頂
 時間:9時30分〜14時30分
 山頂カルデラの中央火口丘に存在する地蔵岳山頂に登り、各種アンテナ基地を見て回りながら外輪山を俯瞰し、赤城全体の地形や植生、歴史などを学んだ。
(清水)

会員研修3
「榛名山自然体験メニュー研修」

 5月8日(日)  会員研修部会
研修の写真  参加者:協会員30名
 講師:亀井健一、大谷正明、関端孝雄、茂木由美、櫻井昭寛
 場所:榛名湖湖畔、沼の原周辺
 時間:9時30分〜15時
 先週に引き続き中学生を対象にした自然体験の講師養成研修を榛名湖畔にておこなった。榛名では「樹木が吸収したCO2量の推定」メニューを新たにポイントとして設け実施を試みた。
(清水)

会員研修2
「赤城山自然体験メニュー研修」

 5月1日(日)  会員研修部会
研修の写真  参加者:協会員41名
 講師:亀井健一、大谷正明、関端孝雄、茂木由美、浦野安孫
 場所:赤城覚満淵周辺
 時間:9時〜15時
 前橋市中学校林間学校の自然体験メニュー講師役を受けるための講習を例年通りおこなった。午前中は野外、午後は悪天候のためV.C.内での講習となったが、多くの参加した会員が最後まで熱心に講師役になるための講習を受けた。
(清水)

会員研修1
講演会「八ッ場ダムと吾妻渓谷」

 4月17日(日)  会員研修部会
講演会の写真  参加者:協会員56名
 講師:浦野安孫
 場所:ぐんまフラワーパーク 花と緑の学習館
 時間:13時〜14時半
 第20回通常総会終了後、八ッ場ふるさとエコツアーガイドであり協会員の浦野安孫氏による講演会を実施した。野外とは異なってより深堀された講演内容の話を聞くことができた。
(清水)

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会員研修の様子(令和3年度)

 令和3年度会員研修の実施の様子を紹介しています。

会員資質向上研修11
「観音山の野鳥研修」

 3月19日(土)  総務企画部会
観察会の写真  参加者:協会員17名、一般1名、講師:関端孝雄
 観音山ファミリーパーク園内から野鳥の観察を開始、「自然の森」北コースへ入り北沢の堰堤まで歩き、15種類の野鳥を確認し講師の解説に耳を傾ける。
その後交流室にて鳥類全般にわたる座学を受け、いくつかの質疑応答したのち終了。
 最後に事務局から一般協会員へのお願いとして、毎月1回開催される観音山ファミリーパーク植生調査参加協力の弁があった。
(清水)

会員資質向上研修10
「三夜沢赤城神社と群馬県指定史跡櫃石」

 3月18日(金)総務企画部会
観察会の写真  参加者:協会員18名、講師:清水岩夫
 三夜沢赤城神社境内を通って前橋市指定天然記念物「三夜沢のブナ」を見学、その後古墳時代の磐座信仰として祭祀をおこなった場所、群馬県指定史跡「櫃石」を訪ねる。
 人がほとんど入り込まない場所に鎮座する赤城山山体内の古代巨石を訪れる研修でした。
(清水)

会員資質向上研修9
「冬の覚満淵スノーシュー研修」

 2月9日(水) 赤城山覚満淵 総務企画部会
観察会の写真  参加者:協会員13名、講師:清水岩夫
 快晴無風の中スノーシューを装着し覚満淵の氷上を歩きながら、ツルコケモモやイボミズゴケを直接手で触れ確認する。その後大沼の氷上歩きの体験と冬季ならではの冬芽での樹木観察を実施する。
 参加者からは普段出来ない真冬ならではの体験をでき満足したという感想が聞かれた。
(清水)

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2010年11月1日更新
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