大人のための自然教室

自然環境に関心が高く、自然についてもう少し深く学びたい人の基礎講座

 当養成講座は自然解説ボランティア活動等に必要な基礎知識と実践技術の習得を目指しています。


令和6年度「大人のための自然教室」募集要項

  自然を理解するための基礎知識と実践技術を学ぶ講座です。
座学による基礎知識の習得と野外実習による実践技術の習得の両面から自然とそのとらえ方について学びます。

期間 :2024年5月〜2025年2月(日曜日、合計10日)
時間 :午前9時30分〜午後3時30分
会場 :伊香保森林学習センター、あかぎ木の家間伐学習館、昆虫の森など県内の公的施設
対象 :高校生以上で県内各研修所まで来場可能な人

修了証:全10日間の講義の内、7日以上の出席者に修了証書を発行します。
  出席未達の方は次年度補講することができます。
  修了者は「NPO法人ぐんま緑のインタープリター協会」に入会できます。
募集定員:先着20名(最小催行人数 10名)
募集期間:令和6年4月20日まで
受講費用:7,000円(講師費、教材費、保険費用等)
申し込み方法:「ハガキ」「ファックス」または「メール」で下記に申し込んでください。
    〒371-0103 前橋市富士見町小暮2425-28  櫻井 昭寛 方
    NPO法人ぐんま緑のインタープリター協会 事務局
    ファックス、電話 0274-42-2726
    メール 
inpuri@green.zero.jp
記載事項:郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、年齢、職業、電話番号、メールアドレス

  2024年度「大人のための自然教室」募集チラシ



大人のための自然教室予定表(令和6年度)

大人のための自然教室(令和6年度)
No月日(曜日)講座名会場
015/19(日)開講式
自然解説とは
憩いの森・森林学習センター
026/2(日)植物についての基礎知識
夏の植物観察
憩いの森・森林学習センター
037/14(日)自然観察の目のつけどころ
植物観察
県立観音山ファミリーパーク
048/25(日)哺乳類について
両生類と爬虫類について
県立観音山ファミリーパーク
059/8(日)群馬の巨樹と自然観察太田金山
069/29(日)水生昆虫について、採集観察あかぎ木の家・間伐学習館
0710/20(日)昆虫と土の中の生き物についてぐんま昆虫の森
0811/10(日)森林と林業について、実習サンデンフォレスト
091/26(日)鳥類について、野鳥観察県立森林公園おうらの森・多々良沼
102/16(日)群馬の気象について
修了式、交歓会
県立観音山ファミリーパーク

日程、場所、内容については変更される場合があります。

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大人のための自然教室の様子(令和5年度)

第10回 哺乳類について。修了式、交歓会

2月18日(日) 観音山ファミリーパーク
第10回講座の写真 第10回講座の写真 第10回講座の写真  講師:春山明子
 令和5年度最後の講座は、春の兆しが感じられる穏やかな天候に恵まれての催行となりました。
 午前中は、座学にて、哺乳類の解説を受講。実務経験豊富な春山講師ならではの、哺乳類を取り巻く法律や感染症の話題から、群馬県に生息する代表的な哺乳類の特長まで、幅広い知識を学びました。講師自らが撮影した、野生動物の動画の紹介には、受講生一同が、興味深く見入っていました。

 午後は、修了式と協会の説明の後、受講生の交歓会を実施しました。交歓会では、今後の講座の参考となりそうな意見を受講生から聴く事ができた他、各々が受講を通じて、感じた事を語ってくれ、俳句まで飛び出す場面も。
 新たに協会員となる仲間の今後の活躍が楽しみとなる1日でした。

「驚きて、足を留めたる ワレモコウ」

参加者:講師1名、受講者15名、協会員14名 計30名
(高橋正樹)

第9回 鳥類について・野鳥観察

1月14日(日) 森林公園おうらの森、多々良沼
第9回講座の写真 第9回講座の写真  講師:粕川昭久
 2024年最初の講座は、晴天に恵まれた中での催行となりました。講座の冒頭で、バードウォッチングの基本となる、双眼鏡の扱い方と、耳を澄ませて、鳥たちの鳴き声の聴き方を学び、多々良沼のフィールドへ。受講生達は、水鳥たちを前に、使い方をマスターした双眼鏡を真剣に覗き込んでいました。また双眼鏡とは別に講師がセットしてくれたフィールドスコープで、カケスやカンムリカイツブリ等を詳細に観察しながら、鳥たちの名前の由来や特徴も学びました。

 午後の座学は、 実際に観察した鳥のカウントからスタート。受講生は、ツバメやスズメ等、身近な鳥に関するクイズや、鳥の生態について、講師の豊富な資料からの説明を興味深く聴いていました。
 今回の講座で実際に観察できた鳥たちは36種類にもなりました。

参加者:講師1名、受講者13名、協会員16名 計30名
(高橋正樹)

第8回 森林と林業について・作業実習

11月12日(日)サンデンフォレスト(森の教室)
第8回講座の写真 第8回講座の写真  講師:大松稔・酒井良征・長岡治二
 2023年内最後となる、第8回講座は、冬らしい肌寒さを感じながらの開催となりました。
 午前中は、座学にて、森林が人々の生活に関わる重要な役割を果たしている事、森林環境をとりまく現状などを、具体的な数値と事例で学びました。

 午後は、インプリの森で刈払機とチェンソーを使っての作業実習。最初はおっかなびっくりに機器を手にしていた、受講生達も、樹高10mにもなるコナラの木をチェンソーで切り倒した際には、拍手と大きな歓声を挙げていました。

 参加者:講師3名、受講者15名、協会員8名 計26名
(高橋正樹)

第7回 昆虫と土の中の生き物について

10月15日(日)群馬県立ぐんま昆虫の森
第7回講座の写真 第7回講座の写真  講師、須藤友治、野口強志
 講座が始まって、初めての雨でした。屋外での土の採取は出来なかったのですが、講師の須藤さんが、前もって用意しておいた土で行いました。受講生の方々は、根気よく、一ミリにも満たない虫を探していました。
 午後は、雨も上がり、バッタ、チョウ、トンボなど、子供に帰って、採っていました。私も大好きな講座の一つです。楽しめて良かったと思います。

 参加者:講師2名、受講生16名、協会員10名 計28名
(原田)

第6回 水生昆虫について・採集観察

9月10日(日) SUBARUふれあいの森 あかぎ木の家・間伐学習館
第6回講座の写真 第6回講座の写真 第6回講座の写真  講師:土屋清喜、野口強志
 台風の影響が心配された第6回講座でしたが、受講生の日頃の行いの良さに助けられ、穏やかな晴天に恵まれた中での催行となりました。
 せっかくの好天を活かすべく、1時間ほどの座学で水生昆虫観察の基本を学んだ後、早々にフィールドワークへ。水温20度の清流に手足を浸して涼を感じながら、水生生物を採集、分類作業を中心とした講座を実施しました。
 中には、真剣になりすぎて、靴下までびしょ濡れなってしまう受講生もいましたが、ハリガネムシやプラナリア、モンキマメゲンゴロウ等、普段は目にする事が無い多様な生物達との出会いに、皆が感動していました。

参加者:講師2名、受講者14名、協会員11名 計27名
(高橋正樹)

第5回 赤城山・覚満淵の自然観察
両生類と爬虫類について

8月20日(日) 群馬県立赤城公園ビジターセンター
第5回講座の写真 第5回講座の写真 第5回講座の写真  講師:大谷正明、亀井健一
 第5回講座は、連日の猛暑を忘れさせてくれる、赤城山覚満淵の涼しい空気を感じながらの講座となりました。
 午前中は、覚満淵〜鳥居峠のフィールドワーク。大谷講師による自然解説で、覚満淵と、周辺の植生について学びました。鳥居峠では、南麓から雲が湧き上がる様子を目の当たりにしながら、降雨となる前にビジターセンターまで戻った途端に、どしゃ降りの大雨。講師陣の適切な判断で全員が安全に受講できました。
 午後は、亀井講師による、両生類、爬虫類の講話を座学にて受講。受講生は、リアルな写真と、ニシキヘビの排泄物や、蛇の模型等を用いながらユーモアも交えた講師の説明を、和やかな雰囲気で聴いていました。

参加者:講師2名、受講者13名、協会員13名 計28名
(高橋正樹)

第4回 植物についての基礎知識、夏の植物観察

7月16日(日) 憩いの森、森林公園
第4回講座の写真 第4回講座の写真  講師:関端孝雄
 午前中の座学では、植物群落の特徴、分布から始まり、森林の生態系を学びました。さらに、詳しく植物の構造と働きについて学びました。理科で教わった、光合成、維管束などの意味を改めて認識する事が出来ました。
 午後は、憩いの森での実習でした。桂の葉っぱ、サロンパスの匂いがするなど、五感を刺激しながら、観察を行いました。受講生の方々は、とても感心していました。

参加者:講師1名、受講者16名、協会員11名 計28名
(原田和子)

第3回 自然観察の目のつけどころ・植物観察

6月25日(日) 観音山ファミリーパーク
第3回講座の写真 第3回講座の写真 第3回講座の写真  講師:浦野安孫
 第三回講座は、梅雨の中休みの晴天に恵まれ、多くの家族連れで賑わう観音山ファミリーパークでの講座となりました。
 午前中は、浦野講師の経験に基づいた、自然観察の講話を座学にて受講。受講生は、豊富な資料と、栗の花や虫瘤等の実物を交えた、講師の巧みな講話を興味深く聴いていました。
 午後のフィールドでの、インタープリテーション実技では、各々が素晴らしい着眼点での発見を発表し合い、お互いの意見に耳を傾けていました。発見した植物を題材にした俳句まで飛び出し、大いに盛り上がり、楽しい1日となりました。
‥‥‥‥‥ 夕闇に 仄かに匂う ムカゴ飯 ‥‥‥

参加者:講師1名、受講者16名、協会員12名 計29名
(高橋正樹)

第2回 群馬の巨樹古木・自然観察

6月4日(日) 太田金山
第2回講座の写真 第2回講座の写真  講師:大谷正明 荒木昭彦
 梅雨入り間近にもかかわらず、自然観察には絶好の晴天に恵まれ、1日を通して、屋外での活動となりました。中でも、実際にメジャーを手にして、木の幹の太さの計測方法を学ぶ講義では、慣れない実技に真剣に取り組む、受講生の姿が印象的でした。
 昼食の金山城跡休憩所では、偶然にも、飛行機からのスモークで、空にニコちゃんマーク(スマイルマーク)を描く「Fly for ALL 大空を見上げよう」イベントに立ち会う事ができ、木々の新緑と澄んだ青空を満喫した1日となりました。

参加者:講師2名、受講者15名、協会員12名 計29名
(高橋正樹)

第1回 開校式・自然解説とは

5月14日(日) 群馬県憩いの森 森林学習センター
第1回講座の写真 第1回講座の写真 第1回講座の写真  講師:小ア昭一
 令和5年度大人のための自然教室が本日より開講となりました。
 関端理事長、櫻井事務局長による、協会活動説明の後、小ア講師の解説を受けながら、参加者全員で、多くのネイチャーゲームを楽しみながら学ぶ事ができました。
 終日雨の天気予報でしたが、受講生と協会員の日頃の行いの良さに助けられ、午前中は奇跡的に雨があがり、屋外で五感を使ったゲームを体験。
 午後は生憎の雨となりましたが、屋内でのレクリエーションと自然解説の考え方を学び、ゲーム参加を通じて、参加者相互のコミュニケーションと活発な意見交換が成され、今後の講座が楽しみなスタートとなりました。

参加者:講師1名、受講者16名、協会員15名 計32名
(高橋正樹)

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大人のための自然教室の様子(令和4年度)

第10回「哺乳類について・修了式」

2月19日(日)観音山ファミリーパーク
第10回講座の写真 第10回講座の写真 第10回講座の写真  講師:春山明子
 令和4年度の講座は、本日が最終日。
 フィナーレを祝福するかのように、空には虹がかかる中でのスタートとなりました。
 午前中は、群馬野生動物事務所代表としても活動されている、春山講師が実際の体験を交えながら、哺乳類についての講義。講師自らが撮影された野生動物の写真や動画も紹介され、普段は見る事ができない貴重な映像に、参加者は、興味深く見入っていました。

 午後は、協会主催による修了式にて、理事長より、17名(補講者6名含む)に修了証が授与されました。その後の交流会では、受講生達が今までの講座を通じて感じた「想い」を語ってくれる場面もあり、第20期生の今後の活躍が楽しみな1日となりました。

参加者:講師1名、受講者10名、補講者2名、協会員12名 計25名
(高橋正樹)

第9回「鳥類について・野鳥観察」

1月15日(日)群馬県緑化センター
第9回講座の写真 第9回講座の写真  講師:粕川昭久
 風も無く穏やかな天候の中、フィールドでの観察と座学での講座を実施しました。座学では、野鳥観察の基本や、鳥の生態について学び、フィールドでは30種類もの野鳥を観察し、名前の由来や特徴を学びました。

 午前中は、 野鳥観察に必須の双眼鏡の使い方を、実技でしっかり習得した後に、多々良への観察へ出発。 特別天然記念物の「コウノトリ」を、至近距離で観察できた他、 ミコアイサ、カワセミ、オオタカを牽制するカラスのモビング行動等、講師も驚くほどの珍しいシーンの連続に、「座学は止めて、ずっと観察していたい!」との声が挙がるほどでした。

参加者:講師1名、受講者7名、補講者1名、協会員9名 計18名
(高橋正樹)

第8回「森林と林業について」

11月6日(日) サンデンフォレスト森の教室
第8回講座の写真 第8回講座の写真  講師:大松稔、酒井良征、神宮開
 第8回の大人のための自然教室は、森林整備野外実習でした。午前の学習は、森林と林業でした。持続可能な森林管理から始まり、森林が持つ多面的機能を学習しました。温暖化防止、生活環境形成、セラピー、土砂の流出、崩壊防止、などについて教えて頂きました。
 午後は、インプリの森での実習でした。刈払機作業、伐木造材作業を体験しました。なかなか体験できない事でしたので、貴重な経験になりました。森林の大切な事が、良く分かった講座になりました。

参加者:講師3名、受講者10名、補講生2名、協会員8名、計23名
(原田)








第7回「昆虫と土の中の生き物について」

 10月16日(日) 群馬県立ぐんま昆虫の森
第7回講座の写真 第7回講座の写真  講師:須藤友治、野口強志
 秋の気配を感じながら、座学を交えつつ、フィールドを巡る楽しい講座となりました。
 午前の土の中の生き物採集?観察では、受講者が、普段見る事の無い、多様な微生物の存在に驚き、真剣にルーペを覗き込んでいました。

 午後は、虫網を担いでの昆虫採集。トンボやチョウ、バッタ等を採集?観察しました。 アキアカネと、ナツアカネの違い・ウスバキトンボや、ジョロウグモ等の生態を学び、 大型昆虫(オオカマキリ、カブトムシの幼虫、スズメガの幼虫)を観察する場面では、おっかなびっくりしながらも、真剣に観察する受講生の姿が印象的でした。

参加者:講師2名、受講者10名、協会員10名 計22名
(高橋正樹)

第6回「水生昆虫について 採集観察」

 9月18日(日) SUBARUふれあいの森 赤城間伐学習館
第6回講座の写真 第6回講座の写真  講師:土屋 清喜、野口 強志
 台風の心配もあった為、予定変更して、川に入り採取観察を午前中に行いました。
 午後は、水生生物についての講義でした。ナミウズムシ、ヒラタカゲロウ、ヘビトンボなど、多く生息していました。
 終わりに、水生生物調査結果を集計用紙に記入して、赤城白川は、水質階1きれいな水だと分かりました。

参加者::講師2名、受講者9名、協会員10名、計21名
(原田)

第5回「赤城山、覚満淵の自然観察」
    「両生類と爬虫類について」

 8月21日(日) 県立赤城公園ビジターセンター
第5回講座の写真 第5回講座の写真  講師:大谷 正明、亀井 健一
 講師の大谷正明さんからの詳しく分かりやすい解説に、参加者は最初から最後まで熱心に聞き入っていました。
 最初に大谷さんの安全対策の装備品について説明がありました。自然の中では、いつどこでどんな危険に遭遇するかわからない。その為に最低限の装備は必要とのこと。覚満淵に入ると一面のミズナラ林、一人一人が五感で感じた事を大切に。その後の植物観察など細かく詳しい説明でした。(蜂須賀)
 午後は、身近にいるカエル、ヘビなど細かく詳しく、映像を中心に学びました。普段は、目にする事がないヘビの卵など、貴重な物が観れました。

参加者::講師2名、受講者10名、補講生2名、協会員13名、計27名
(原田)

第4回「植物についての基礎知識・夏の植物観察」

 7月24日(日) 群馬県憩いの森・森林学習センター
第4回講座の写真 第4回講座の写真  講師:関端孝雄
 新型コロナウィルス第7波の影響が懸念される状況下でしたが、これまで以上の感染対策(消毒・換気・対人間隔)を徹底しての講座となりました。

 午前中の座学では、限られた時間の中、「植物」という広大なテーマを、インタープリテーションの視点でとらえたアカデミックな内容+講師のユーモアも交えながらの講義で楽しみながら学びました。

 午後の屋外での植物観察は、学習センター周辺の植物の特徴を実際に間近に観て、時には手に取りながらの学習でした。
 山椒の葉・ミズメの樹皮・カツラの落葉は、それぞれの香りを、ハナイカダの実は、その味覚を味わい、まさに五感をフル活用。受講生から「おお!」と声があがる観察会となりました。

参加者::講師1名、受講者10名、補講生3名、協会員13名、計27名
(高橋正樹)

第3回「自然観察の目のつけどころ・植物観察」

 6月26日(日) 観音山ファミリーパーク
第3回講座の写真 第3回講座の写真  講師:浦野安孫
 6月としては異例の猛暑の中、体調不良者もなく無事に終了致しました。

 午前は自然観察の着眼点を学ぶ室内での座学。午後は屋外での自然観察でしたが、木陰では風を感じられて、暑さをしのぐ事ができました。
 屋外では、植物の名前の由来や植生遷移についての解説を聞いたり、受講者が森の中で発見した「面白いもの」を発表し合う、フィールドワークを実施しました。
 各々の受講者から個性的な発見と発表があり、学びの多い体験になりました。「擬態」した昆虫(ナナフシモドキ、シャクトリムシ)を見つけた受講生からは、「自然の中で初めて本物を観た!」と、歓声が上がる場面もありました。

参加者:講師1名、受講者10名、補講生4名、協会員13名、計27名
(高橋正樹)

第2回「群馬の巨樹と自然観察」

  6月5日(日)太田金山
第2回講座の写真  講師:大谷 正明
 サポーター:金山での活動をしている荒木さん、安倍さん
 天気にも恵まれ、有意義な自然観察が出来ました。今回は、大田市の金山、巨樹でした。新田神社の大ケヤキ、推定樹齢が800年とも伝えられる大木です。講座の初めに、自然に親しむ、知る、守る、親しみ方の話がありました。金山城跡ガイダンス施設も見学しました。自然観察、歴史など、奥深いものでした。

参加者:講師1名、受講生9名、補講生2名、協会員13名、計25名
(原田和子)

第1回「開校式・自然解説とは」

  5月15日(日)憩いの森 森林学習センター
第1回講座の写真 第1回講座の写真  講師:小ア 昭一
 本年度の開校式と第1回目の講座は、晴天に恵まれた中、11名の令和4年度新規受講生と共に、屋外活動を中心の実施となりました。
 関端理事長、櫻井事務局長による、協会活動説明の後、小崎講師から、自然解説の考え方・ネイチャーゲームについて学びました。
 ネイチャーゲームでは、遊びとわかっていながらも、つい真剣になってしまう場面もあり、受講生全員が楽しみながら参加できました。

 屋外観察では、滅多に見ることができない、野生の「ムササビ」を見る機会もあり、今後の講座が楽しみな一日となりました。

参加者:講師1名、受講生11名、協会員17名、計29名
(高橋正樹)

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大人のための自然教室の様子(令和3年度)

第11回両生類と爬虫類についての基礎知識

  3月20日(日)インプリ研修所
第11回講座の写真 第11回講座の写真 第11回講座の写真  講師:亀井健一
 身近な生物(カエル、トカゲ、ヘビなど)について亀井先生の講義を受講しました。
その後、協会主催による修了式にて8名に修了証が理事長より授与されました。自然と人の架け橋となって活動をしてください、とのお話でした。
参加者:講師1名、受講生12名、協会員9名、計22名
(吉田)

第10回講座「哺乳類について、野外観察」

  2月20日(日)観音山ファミリーパーク
第10回講座の写真 第10回講座の写真  講師:春山明子
 午前中大型哺乳類、中型哺乳類の講義、午後フィールドにて、動物の痕跡観察。
身近な野生動物の生態系、野山に生息している痕跡等盛り沢山の動画を取り入れた講義と森の中での痕跡探しを行い、充実した一日でした。
参加者:講師1名、受講生10名、協会員9名、計20名
(吉田)

第9回講座「鳥類について、野鳥観察」

  1月16日(日) 県立緑化センター、多々良沼
第9回講座の写真 第9回講座の写真  講師:粕川昭久
 午前中、双眼鏡の使い方やオオハクチョウ、コハクチョウ、アメリカコハクチョウの違いを学んだ後、ガバ沼、多々良沼に移動して、三種の白鳥を確認しました。
途中の水路ではカワセミが水面に飛び込んで小魚をくわえて葦にとまり食べるところを観察できました。カモなどを中心に30種ほどの野鳥が見られました。
 昼食後、午後は室内で鳥の跳び抜けた能力を学び、受講生の「へー」の数に講師は満足していました。
参加者:講師1名、受講生11名、協会員8名、計20名
(吉田)

第8回講座「森林と林業について、作業実習」

  12月12日(日) 県立憩の森学習センター
第8回講座の写真 第8回講座の写真
 午前中に森林と林業についての講義、午後に安全な使用方法確認の上草刈り機での下草刈り及びチェーンソーの倒木を実践。
 安全第一、基本動作確認を受講しました。受講生は群馬の森林と自然環境についての話に聞き入っていました。
 午後の実践初めてのチェーンソーでの倒木に歓声が上がりました。
参加者:受講者9名、講師2名、協会員9名、合計20名
(吉田)

第7回講座「自然観察の目のつけどころ」

 11月14日 県立観音山ファミリーパーク
第7回講座の写真 第7回講座の写真
 自然観察の基本的な知識、目のつけどころなど小さな物も見逃すことなく関心もつことの大切さを認識しました。
 午後の観察では、森の変化や、樹木の不思議や常緑樹、落葉樹に関する説明や質問に、参加者は真剣に取り組んでいました。
参加者:受講者12名、講師1名、協会員6名、合計19名
(吉田)

第6回講座「昆虫と土の中の生き物」

 10月17日(日) ぐんま昆虫の森
第6回講座の写真
 午前中に、昆虫についての基礎知識スライドを使用した講義の後、実際に土中の昆虫の採取した。こんなにたくさん生物のいることに驚きの声が上がった。

 午後から補虫網による昆虫採集取を行い、トンボ、バッタ、蝶を中心に観察した。
 3時頃から館内見学して終了しました。
参加者:受講者11名、講師1名、協会員5名、合計17名
(吉田)

令和3年度(第19期)「大人のための自然教室」開講式
第3回講座「植物の基礎知識」

 7月17日(土) 憩いの森・森林学習センター
第3回講座の写真

















 コロナ禍の為第1回、第2回が中止でした。今回受講生は13名でスタートです。

 理事長からは、自然は人の生活の便利さの向上とは裏腹に、かつてない危機に瀕している。動・植物の多種多様性を理解し、生態系を守るのは現代社会の最大の使命である。この講座でさらに自然への理解が深まる事を期待したい旨の挨拶がありました。

 この後、関端講師による第1回講座で、午前中は「植物の基礎知識」の講義、午後から野外観察を行いました。植物を実際に見ての講師の説明を皆さん興味深く聞き入っていました。
参加者:受講者13名、講師1名、協会員10名、合計24名
(吉田)

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大人のための自然教室の様子(令和2年度)

 令和2年度大人のための自然教室は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、全ての講座を中止しました。

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大人のための自然教室の様子(令和元年度)

 令和元年度大人のための自然教室の実施の様子を紹介しています。

第10回講座「哺乳類について」
及び 修了式(協会主催)・交歓会(普及部会主催)

 2月16日(日)  会場:高崎市総合福祉センター
第10回講座の写真  今年度最後の午前の講座「哺乳類について」。講師撮影による近年深刻化する野生動物による農作物等の被害状況写真や、固定カメラによる野生動物の夜間行動等を紹介しました。また野生動物の残した様々な痕跡から、その野生動物の種類・判別法を学びました。

午後からは全講座終了の修了式が行われました。理事長より、今後とも自然への理解度を深め、インタープリターとして役割を担う活動等への参加を期待したい、旨の挨拶。

 今年度の全受講者29名の内、7回以上講座を出席された23名(前年度補講者1名含む)の受講者に対し理事長から修了証が手渡されました。その際、受講者の中のお一人の方から協会に対してご丁重なる温かい謝辞を頂き、協会側は恐縮の呈でした。その後、事務局長より協会活動の紹介がありました。今年度新規に協会入会された方は21名でした。

 引き続き、今年度全講座の終了を受けて、昨年度も実施した普及部会が主催する「交歓会」を行いました。テーブルを円座にし、協会と受講者の意見交換の場として歓談を頂き、たくさんの貴重なご意見やご感想等を頂きました。今後の講座運営に活かしたいと思います。
 有難う御座いました。

参加者:受講者23名、講師1名、スタッフ6名、協力会員5名 合計35名
※受講者23名の内、前年度補講者1名含む
(久保田)

第9回講座「地球温暖化と群馬の気象・森林と林業について」

 1月12日(日)  会場:高崎市総合福祉センター
第9回講座の写真  前半はパワーポイントを使用しての「地球温暖化と群馬の気象」の講座。平均気温が高くなるとわかって居ながらズルズルとリスクが高まり続く地球温暖化。講座はその気候変動のリスクが生態系への悪影響や、異常気象によって昨年のような大災害を招くと警鐘を鳴らしています。

引き続き「森林と林業について」の講座。森林も地球温暖化による影響をもろにかぶる。森林の根源的な機能の保全はもはや人類がやらなければならない絶対条件である、とまで講座は言い切る。かつて立松和平氏の本に、阿寒の森を前にした知人が「自然を保護、ではなく自然からの保護を受けて人間が生命の糧にしているとわきまえるべし」と言ったという文章がありました。講座はまさに受講者に説いています。

 森林の大切さ・整備の重要性・理解を、地球環境・税制度の整備・国内林業の実態、さらに群馬県内の現状まで幅広く実情を紹介しています。講座資料も重厚な編集でした。 講座の最後に、平成10年に行われた全国植樹祭をきっかけに、その後に発足した当協会の「生い立ち」や、これからの「歩み」を説明して頂きました。

参加者:受講者24名、講師2名、スタッフ3名、協力会員6名 合計35名
(久保田)

第8回講座「鳥類について・野鳥観察」

 12月8日(日) 会場:県緑化センター・多々良沼
第8回講座の写真  冬の渡り鳥の到来期に合わせての東毛地区・緑化センター・多々良沼での講座。午前は座学で「鳥類観察の基礎」。観察の準備、図鑑の紹介、鳥類の判別法や種類・特徴を学習。また「ブッポウソウ」で話題の愉快な鳥の「聞きなし」の紹介。講師の鳥の飛ぶゼスチャーには妙に似ていてビックリ。

晴れた午後は多々良沼畔に出て「野鳥観察」。昨年同様今年も雨が少なく岸から広く陸地が現れていました。オオハクチョウ・コハクチョウの区別がやっとでしたが、当日は55羽のハクチョウが飛来と監視小屋の掲示板。多々良沼には初めてという受講者の多さもさることながら、めったに双眼鏡等使う機会のない受講者もいて歓声を上げていました。多々良沼を超えて遠くに見える日光連山の雪山に、遥か北国から飛来した渡り鳥に思いを馳せる「野鳥観察」でした。

参加者:受講者23名、講師1名、スタッフ6名、協力会員8名 合計38名
(久保田)

第7回講座「自然観察の目のつけどころ・植物観察」

 11月10日(日) 会場:県立観音山ファミリーパーク
第7回講座の写真  天候は小春日和。講座の午前は「自然観察の目のつけどころ」の座学。講師は第1回目講座「自然解説とは」の時の講師。第1回目では『緑のインタープリターとしての課題、目指す方向』を『自然の見方、目のつけどころ』を絡めて易しく説き施しながらの入門講座でしたが、今回はさらに具体的に事例をあげての「知れば知るほど面白い」の講座の切り口。受講者はどんどん知識の深みにはまって行きます。

 午後は園内コースで植物観察。講師は身近な話題から受講者に問いかけます。秋なのに緑色や黒色の葉や実が見られるのは何故?ツル性植物のツルの巻き方、左か右かの判別は?植物の香りで特異的なヘクソカズラはどんな香り?動き回れない植物は様々な知恵を使って動物の如くに対抗する。受講者はそんな現象や不思議さを、五感を使って知る得る事を学びました。

参加者:受講者23名、講師1名、スタッフ5名、協力会員4名 合計33名
(久保田)

第6回講座 昆虫と土の中の生き物について

 11月24日(日) 場所:ぐんま昆虫の森
第6回講座の写真  第6回講座の開催予定日だった10月13日(日)は、台風19号の影響から参加者の安全を考慮して上記の日程にて変更し、振替開催としました。

 小春日和の空に捕虫網でトンボを追いかける採集を想定していましたが、季節の移ろいは抑えがたく深まる秋空の中、午前の講座は園内の実験室棟で座学から行われました。 パワーポイントと資料を交えての講義。昆虫の定義「体は頭、胸、腹の3つに分かれ、成虫期に胸部に6本の脚をもつ節足動物」は仲間のクモ形類等と比較されます。受講者は身近な「ムシ類」の種別から学びました。

 午後の講義、「土の中の生き物」では受講者は5班に分かれて園内の雑木林の中で土壌調査を開始。移植用スコップ、ルーペ等を持って採集し、ふるいにかけてハンドソーティング法を学びました。講師は土壌動物の多様性が自然の豊かさを計る生物指標であることを説きました。

参加者:受講生15名、講師2名、スタッフ3名 協力協会員3名 合計23名
(久保田)

第5回講座 水生昆虫について・採集観察

 9月9日(日) 場所:あかぎ木の家・間伐学習館
第5回講座の写真  午前の講座はパワーポイントを利用して「水生昆虫」の概念や基礎知識を学習。節の有るもの無いもの、足の数、口や腹部、尾の形状、食性等から種類の大別を学びました。

 午後は、受講者は4班に分かれて川に入って水生昆虫を採集。捕虫網を水中に入れて歓声を上げて採集する様は受講者全員「少年・少女」に変貌。バット(平小皿)にゴミ、小石の混ざった中から水生昆虫を見つける目は皿のごとく。講師の解説から、水生昆虫の生態種状況から川の水質判定を行いました。その結果、ここ白川の各班の水質判定は水質階級2級の「ややきれいな水」ランクでした。水生昆虫たちが身をもって私たちに生活環境の指標を教えてくれていることを学びました。

参加者:受講生21名、講師2名、スタッフ5名 協力協会員3名 合計31名
(久保田)

第4回講座 「赤城山覚満淵の自然観察」・「両生類と爬虫類について」

 8月18日(日) 場所:県立赤城公園ビジターセンター
第4回講座の写真  天候は降雨予報のはっきりしない空模様。午前は2班に分かれ覚満淵の相反周回コースでの自然観察。学校の夏休みを反映して子供連れの家族が目立ちました。受講者はそんな子供たちにも声かけながら講師の植物解説に耳を傾け覚満淵の植生を学びました。2班がここで集合。それぞれの講師が鳥居峠から赤城山山頂部の地形の成り立ちを解説。

 午後の講座はビジターセンター講義室において、「両生類と爬虫類について」の講義。講師撮影の両生類と爬虫類のスライド写真。一瞬たじろいでしまう様なリアルさにもめげずに、受講者たちは身近のようで有りながら絶滅危惧種に瀕している生き物たちとの共存共生の大切さを学びました。

参加者:受講者23名、講師2名、スタッフ7名、協力協会員6名 合計38名
(久保田)

第3回講座「植物についての基礎知識・夏の植物観察」

 7月6日(土)憩いの森・森林学習センター
第3回講座の写真  午前の講座は「植物についての基礎知識」の座学です。講師が作成したパワーポイントを駆使しての講義。42のスライド頁にわたる冊子資料に加え、それをスクリーン投影しての講師のポインター説明に受講者は身近な植物の基礎学習を堪能されたようでした。

 午後は園内の野外での植物観察です。梅雨明けはまだ先ですが緑鮮やかな草や樹々、その一本、一本の姿・装いは、崇高で講師の解説とともに畏敬の念さえ覚えた野外講義でした。

参加者:受講者15名、講師1名、協会スタッフ7名、合計23名
(久保田)

第2回講座「群馬の巨樹・古木めぐり(東毛方面)」

 6月9日(日)バスツアー  天候:曇り
第2回講座の写真  今年度講座は前年度講座までしばらく続いていた北毛方面に代えて東毛方面を計画しました。
 午前9時、前橋市合同庁舎を出発。前橋市内の横室の大カヤをスタートに、太田・新田神社の大ケヤキ、館林・茂林寺のラカンマキ等、伊勢崎・連取の笠松を探訪。

 受講者の中には地元在住者も多くいましたが、講師の説明に認識も新たにされた方もいて大変好評でした。懸念された出発地への帰着時間。午後4時10分でしたが、バス下車時に多くの参加者の皆さんの笑顔の挨拶で心配は払拭されました。

参加者:受講者25名、講師2名、協会スタッフ10名、合計37名
(久保田)

令和元年度(第18期)「大人のための自然教室」開講式
第1回講座「自然解説とは」

 5月12日(日) 憩いの森・森林学習センター
第1回講座の写真  今年度の受講者は30名になりました。開講式の理事長挨拶は「自然は人の生活向上の便利さとは裏腹にかつてない危機に瀕している。この講座で生物の多種多様性を理解し自然への理解がさらに深まる事を期待したい」旨の挨拶がありました。この後、第1回講座「自然解説とは」が野外観察から始まり、全10回の講座がスタートしました。

 講座は「自然解説」の入門として、自然を見つける、見てみる、そして感じとる。 講師は問いかけます。感性や好奇心を駆使し概念を捨てて五感を使い、まず見てみようと。自然の不思議さ、面白さ、巧みさ、大切さを勉強する講座が始まります。

参加者:受講者26名、理事長、事務局長、講師1名、協会スタッフ12名、合計41名
(久保田)

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大人のための自然教室の様子(平成30年度)

 平成30年度大人のための自然教室の実施の様子を紹介しています。

第9回講座「哺乳類について」
及び 修了式(協会主催)・交歓会(普及部会主催)

第9回講座の写真 修了式の写真 交歓会の写真  平成31年1月20日(日) 会場:前橋市第2コミュニティーセンター
 今年度最後の講座。午前のみの講座は哺乳動物の定義から学び、特に近年深刻化する野生動物による農作物等の被害状況等を身近に知りました。はく製の熊手を見せて頂き、爪の鋭さの恐怖を実感。また野生動物の残した様々な痕跡から、その動物の特定法を学びました。
 午後から全講座終了の修了式が行われました。理事長より、今後とも自然への理解をつなぐ役割を担う活動等に期待したい、旨の挨拶。今年度は受講者19名の内、7回以上を出席された13名(前年度補講者1名含む)の受講者に対し修了証が発行されました。その後、事務局長より協会活動の紹介がありました。今年度新規に協会入会された方は11名でした。
 引き続き、今年度全講座の終了を受けて、初めての試みとして普及部会が主催して「交歓会」を行いました。テーブルを円座にし、協会と受講者の意見交換の場として歓談を頂き、たくさんの貴重なご意見やご感想、ご注文等を頂きました。有難う御座いました。
参加者:受講者13名、講師1名、スタッフ6名、協力協会員6名 合計26名
(久保田)

第8回講座「鳥類について・野鳥観察」

第8回講座の写真 第8回講座の写真  12月9日(日) 会場:県緑化センター・多々良沼
 東毛地区の多々良沼の冬の渡り鳥の到来期に合わせての講座。講座は「鳥類観察の基礎」の資料を基に、鳥類の種類や見分け方、飛び方や体の構造、特に鳥類の目の項では、人には見えない紫外線を感知して識別能力の差は人の比でない事、絶えず地磁気を感じて星座や太陽の方向で自分の位置を割り出す事等、人にはとてもかなわぬ優秀なナビを持っている事等を知りました。
 午後は隣接する多々良沼での野鳥観察。絶好の野鳥観察日和。講師から双眼鏡の種類や使用法等を学び、受講者は晴れてはいても風が冷たい沼畔から双眼鏡をのぞき、カモ類が多い中に20羽ほどのハクチョウを見つけて歓声を上げていました。ハクチョウは大・小型やクチバシの黄色部分が鼻との位置により3種類の区別がある事を知りました。今年の多々良沼は雨が少なく岸から広く陸地が現れていました。
参加者:受講者13名、講師1名、スタッフ5名、協力協会員6名 合計25名
(久保田)

第7回講座「地球温暖化と群馬の気象」・「自然観察の目のつけどころ」

第7回講座の写真 第7回講座の写真  11月11日(日) 会場:県立観音山ファミリーパーク
 小春日和の日。園内のクラフト工房を借り切っての講座の午前は「地球温暖化と群馬の気象」。地球温暖化は異常気象の頻発、短時間強雨、熱中症の増加、生態系にも多大な影響がある事を知りました。県内の気温上昇や「うちエコ診断」の方法等も学びました。
 午後の講座は「自然観察の目のつけどころ」。座学では自然の見方には少しの工夫で、様々な自然の仕組みや生態系が解る事を知りました。午後は広大な園内にての野外観察。4班に分かれて園内コースに入り、参加者は「色づく秋、実りの秋」の赤、黄、緑、黒その他色をテーマに自然ハンターと化し、探索の最後には各班から葉や木の実、木肌や虫等からの「成果」の発表会。自然の多様さを五感を使って知る得る事を学びました。
参加者:受講者14名、講師2名、スタッフ7名、協力協会員3名 合計26名
(久保田)

第6回講座 昆虫と土の中の生き物について

第6回講座の写真 第6回講座の写真  10月14日(日) 場所:ぐんま昆虫の森
 小春日和の空でした。午前の講座は園内の丘上にある講義室においてパワーポイントと資料を交えての講義。講師は「一人の足下の面積にどのくらいの土壌生物がいるか」を講座の始めに受講者に質問しました。動物、微生物を含めるとおよそ1万匹。受講者はびっくりです。「昆虫」との定義の違いを学び、土壌調査を開始。参加者は4班に分かれてそれぞれミニスコップ、ルーペを持って園内の雑木林に入りハンドソーティング法を学びました。そして講師は、土壌動物の多様性が自然の豊かさを計る生物指標であることを説きました。
午後、受講者は少年少女に戻って捕虫網でトンボを追いかけ、巻いてある葉をみつけては中の芋虫を観察して失礼しました。途中、フジバカマにマーキングのあるアサギマダラを見つけ、講師に翅を傷めない持ち方とマーキングサインの意味を教わりました。この時期、人気の「昆虫の森」ですが、この講座を楽しみに参加された受講者も居りました。
参加者:受講生13名、講師2名、スタッフ6名 協力協会員2名 合計23名
(久保田)

第5回講座 水生昆虫について・採集観察

第5回講座の写真  9月9日(日) 場所:あかぎ木の家・間伐学習館
 午前の講座は「水生昆虫」についての概念や基礎知識を講義。種類の大別を、節の有るもの無いもの、足の数、貝殻の有無、口や腹部、尾の形状、食性等を示す講師自作の検索図を切り口に、パワーポイントを利用しての解り易い学習でした。
午後は、全参加者が4班に分かれて実際に川に入って水生昆虫を採集。各班ごとの参加者は、バット(平小皿)にはゴミ、小石の混ざった中から水生昆虫を見つけては歓声を上げていました。最後に、講師の指導により水生生物による生態種状況からその川の水質判定を行いました。ここ白川の各班の水質判定は水質階級2級の「ややきれいな水」ランクでした。水生昆虫たちは身をもって私たちに生活環境の指標を教えてくれる事を学びました。
参加者:受講生11名、講師2名、スタッフ8名 協力協会員1名 合計22名
(久保田)

第4回講座 赤城山覚満淵の自然観察・両生類と爬虫類について

第4回講座の写真  8月19日(日) 場所:県立赤城公園ビジターセンター
 天候は薄曇りでしたが下界の暑さから逃れられて快適でした。午前は、2班に分かれ覚満淵の相反周回コースでの自然観察と、鳥居峠からの赤城山山頂部の地形観察。それぞれに講師が付き、特に覚満淵周辺で進む植生遷移の現状や、シカの食害現場を目の当たりにしてその深刻さを学びました。
 午後の講座はビジターセンター講義室において、「両生類と爬虫類について」の講義。講師撮影によるリアルな生き物の写真を交え、パワーポイントによる説明に、身近のようで有りながら絶滅危惧種に瀕している生き物たちとの共存共生の大切さを学びました。
参加者:受講者17名、講師2名、スタッフ8名、協力協会員5名 合計32名
(久保田)

第3回講座 植物についての基礎知識・夏の植物観察

第3回講座の写真 第3回講座の写真  7月8日(日)
 県林業試験場においての講座。講座開始頃より外気温を30度を超える蒸し暑さでしたが参加者はネイチャー精神の塊、なんのその。
 午前の講座はパワーポイントを利用しての講義。配布資料が投影画面と同様なので、講師の説明が連動して解り易いと好評でした。
 午後は受講者を2班に分け、それぞれに講師がついて園内野外植物観察。湿度が高くヤブ蚊に悩ませられながらも、口述調の明快な資料と解説で楽しく学びました。特に樹々の葉っぱの説明には葉序、形、羽状、裂け方などの工夫をとうして自然界には生きるために無駄がないという事を知りました。我々もアヤカラねばなりません。
参加者:受講生16名、講師2名、スタッフ7名、協力協会員3名 合計28名 (久保田)

第2回講座 群馬の巨樹・古木バスツアー

第2回講座の写真  6月10日(日)
 今年度も北毛地区に巨樹・古木バスツアー。9時に前橋合同庁舎駐車場を大型バス1台で出発。櫻井昭寛氏、大谷正明氏による資料解説とともに、国の天然記念物の横室の大カヤ・珊瑚寺のサワラ・スギ・イチョウ、沼田公園のケンポナシ、正覚寺のコウヤマキ、薄根の大クワを探訪見学。
 特に薄根の大クワ(写真)は樹齢1500年といわれ、人間を遥かに、遥かに超えて生き延び、今年も会いに行きましたが痛々しいほどの支保治療が施され、その表情は現代の翁の如く語りかけてくるような重みを感じました。天候は雨予報でしたが、雨は駐車場帰着まで待っていてくれました。
参加者:受講者18名、補講者1名、講師2名、スタッフ9名、協力協会員2名 合計32名(久保田)

第1回講座 自然解説とは・ネイチャーゲーム

第1回講座の写真 第1回講座の写真  5月13日(日)
 開講式の後、第1回目の講座。講師は協会員の小ア昭一氏。いざなうように語りかける自然学習の入門解説は毎年新規の受講者に大人気です。
 雨が降りそうでしたので、午前と午後のメニューを入れ替えて実施しました。
 はじめに野外に出て、実際に自然に接する心構えと方法を、ビンゴゲームをあしらったネイチャーゲームで学びます。受講者は昔に回帰したように歓声を上げたり、メモを取ったりで時間を忘れて楽しく学びました。雨が屋外講座終了を確認したので降ってきました。
 午後はパズルゲームやテキストの説明、フィールドネームの紹介を交えて講師と受講者間の初顔合わせのベールを取り去りました。
参加者:受講者16名、講師1名、講師補助1名、スタッフ8名、協力協会員8名 合計34名 (久保田)

平成30年度 開講式

開講式の写真  5月13日(日)
 憩いの森学習センターにおいて平成30年度の「大人のための自然教室」講座がスタートしました。全9回講座に県外からの1名を含む20名の受講者が参加しています。今年度は昨年度の講座に加え、高崎・観音山ファミリーパークでの植物観察や群馬の気象についても学びます。
 理事長挨拶は「全ての動・植物、命あるものとの共存共生の意義や深刻化する気象現象についてまでも学び、自然への理解をこの講座でさらに深めるきっかけになれば有難い」と解かれました。(久保田)

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大人のための自然教室の様子(平成29年度)

 平成29年度大人のための自然教室の実施の様子を紹介しています。

第9回講座 野鳥観察と修了式

第9回講座の写真 第9回講座の写真 第9回講座の写真 12月10日(日) 場所:県緑化センター・多々良沼
 午前の講座は野鳥の生態、保護する意義を解説、観察ツールの双眼鏡の使用法、そして「鳥クイズ」などを交えて楽しく学習しました。午後、受講生は待っていたかのように多々良沼での野鳥観察。参加者全員、後ろ姿は完全に少年少女。野鳥観察のマナーもしっかり学びました。
 本日で全講座9回が終了し、引き続き修了式が行われました。関端理事長より「自然への理解を様々な機会を捉えて今後も活動を期待したい」旨の挨拶の後、本年度の全受講者21名の内、7回以上を出席された18名の受講者に対し、ひとりひとり理事長より修了証が手渡されました。
受講者19名 講師1名 理事長、事務局長、スタッフ7名 協力協会員5名 合計34名

第8回講座 哺乳類について・秋の植物観察

第8回講座の写真 第8回講座の写真 11月18日(土) 場所:県憩いの森・森林学習センター
 午前はパワーポイントを利用し哺乳動物、特に最近深刻化する野生動物らの動向、その様々な痕跡からの動物特定法などを楽しく学びました。午後は秋の植物についての講義後、晴天下、園内での野外観察。2班に分かれそれぞれ講師がついて植物解説。口述調の資料と明快で、何度も笑いが出る程の現地説明が好評でした。
参加者:受講者14名、講師3名、スタッフ2名、協力協会員3名 合計23名

第7回講座 昆虫について・ぐんま昆虫の森展示場と施設見学

第7回講座の写真 第7回講座の写真 10月15日(日) 場所:ぐんま昆虫の森
 雨天の中、午前の講座はパワーポイントを利用しての「昆虫について」の室内講義。午後も雨、用意した捕虫網使用も出来ませんでしたが、講師陣考案の園内オリエンテーション・ゲームで昆虫観察館や亜熱帯植物温室など、園内くまなく見学できました。
参加者:受講者15名、講師2名、スタッフ2名、協力協会員3名 合計22名

第6回講座 森林土壌観察・土の中の生き物について

第6回講座の写真 第6回講座の写真 9月10日(日) 場所:赤城木の家
午前の講座は「森林土壌観察」。土壌調査は実際に森林山中に入り、緩やかな斜面に垂直と横幅1m位の半横穴を受講者の協力を得て掘りました。A0層と呼ばれる動植物の分解腐朽物を観察します。クリノメーターで斜面と傾斜方向の測定をして土壌調査表の作成法を学びました。午後は「土の中の生き物について」。森林に入って地中の小さな生き物や落ち葉などを含めて採集。観察スコープやファーブルミニなどで観察。繊細に動く小さな土壌生物・微生物にも自然の役割がある事を知りました。
参加者:受講生16名、講師2名、スタッフ6名 合計24名

第5回講座 水生昆虫について

第5回講座の写真 第5回講座の写真 8月20日(日) 場所:赤城木の家
午前の講座は水生昆虫についての室内学習。パワーポイントを利用しての学習。時々画面に大きく映し出される水生昆虫にビックリ。午後は近くの白川に入っての水生昆虫の採集。日常見かけない水生昆虫たちは水質汚染など、私たちの生活環境の指標を教えてくれます。受講者の中にはなおも深く学びたい方もいました。
参加者:受講生18名、講師3名、スタッフ5名 合計26名

第4回講座 覚満淵の自然観察と鳥居峠における地形観察

第4回講座の写真 第4回講座の写真 7月30日(日) 場所:赤城山・覚満淵
赤城ビジターセンターに集合。午前から小雨の中、覚満淵の周囲に出発。受講者は2班に分かれ、4箇所の観察ポイントに各担当講師が現地説明。鳥居峠の地形、植生遷移について、水生生物と湿原形成、森林階層構造と照度測定を学びました。参加者全員が雨装備で湿りがちでしたが、講師の熱い解説に励まされ、覚満淵を一周して自然の多様性を学びました。
参加者:受講生15名、講師2名、スタッフ5名、協力協会員3名 合計25名

第3回講座 植物についての基礎知識・夏の植物観察

第3回講座の写真 第3回講座の写真 7月9日(日) 場所:県林業試験場
午前の講座「植物についての基礎知識」は講師の編集によるパワーポイントを利用しての講義。配布資料の紙面が画面と同様なので、わかりやすく好評でした。午後は受講者を2班に分け、それぞれに講師がついて園内野外植物観察。時節柄、晴天下で湿度が高くヤブ蚊に悩ませられながらも、口述調の明快な資料と解説で楽しく学びました。
参加者:受講生15名、講師2名、スタッフ5名、協力協会員3名 合計25名

第2回講座 群馬の巨樹・古木バスツアー

第2回講座の写真 6月11日(日)北毛地区に梅雨時に晴天に恵まれてのバスツアー。櫻井昭寛、大谷正明両講師による詳細な配布資料による解説とともに、国の天然記念物の横室の大カヤ・薄根の大クワ、珊瑚寺のサワラ・スギ・イチョウ、沼田公園のケンポナシ、正覚寺のコウヤマキ等の市の名木や天然記念物を見学。特に薄根の大クワ(写真)は樹齢1500年といわれ、国史では古墳時代から生き延びているこの圧倒的な巨樹にはひれ伏さずにはいられません。
参加者:受講生19名、講師2名、スタッフ6名、協力協会員1名 合計28名

第1回講座 自然解説とは・ネイチャーゲーム

第1回講座の写真 開講式の後、第1回目の講座では小崎昭一講師による自然学習の入門解説が、室内ゲームから始まり、午後は憩いの森の野外に出て、実際に動植物・自然から接する心構えと方法の入口を楽しく学びました。受講者は昔に回帰したように、感心したり、歓声を上げたり、メモを取ったりで時間の経つのも忘れているようでした。(写真)
参加者:受講生20名、講師1名、スタッフ5名、協力協会員7名 合計33名

平成29年度 開講式

5月14日(日)、憩いの森学習センターにおいて平成29年度の「大人のための自然教室」講座がスタートしました。今年度は地域幅を広げ赤城・覚満淵の自然学習を含め全9回講座に21名の受講者が参加しています。理事長挨拶は深刻化する地球温暖化に生態系の一員である人々は何をすべきかを、講座の意義とともに新規受講者にも問いかけています。

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大人のための自然教室の様子(平成28年度)

 平成28年度大人のための自然教室の実施の様子を紹介しています。

第7回講座  「野鳥観察」・修了式

第7回講座の写真 第7回講座の写真 修了式の写真

  12月11日(日)第7回講座は今年度講座の最後になりました。「スズメは中国語ででは麻雀というか」。講座の始まりは「野鳥クイズ」でした。楽しい講座は講師の野鳥の観察法、しぐさ、鳴きまでおよび、生態系の中での野鳥は高次消費者で野鳥が多く生息すること、そこに自然の豊かさがある事を教えてくれました。人間との関わりと自然保護の根幹は、まさに野鳥や他の野生生物を守る事が責務である事を学びました。午後は野外に出て水辺の野鳥、主にマガモの観察でした。講習室に戻り、観察したマガモの 思いだし塗り絵は全員クチバシの黄色は正解でした。
  本日で全講座の終了後、引き続き修了式が行われました。関端理事長より今後の活躍の期待を込めての挨拶の後、本年度の全受講者25名の内、5回以上を出席された21名の受講者に対し、理事長より修了書が手渡されました。散会時の余情は、修了者の中から来年度より参加される新規協会員15名に引き継がれます。
受講者21名 講師1名 協会員8名 スタッフ7名 合計37名

第6回講座  「秋の植物観察・土の中の生き物について」

第6回講座の写真 第6回講座の写真 第6回講座の写真

  10月9日(日)第6回講座を伊香保・憩いの森・森林学習センターにおいて、午前は大谷正明,浦野安孫両講師による「秋の植物観察」。講座の中で「私の葉っぱ図鑑」作りに感心、歓声が上がりました。その後、各講師がついて2班に分かれ園内野外フィールドにて秋の樹木・草花の秋色の解説がありました。
  午後は櫻井昭寛講師による「土の中の生き物」があり、私たちの生活に欠かせない土の中の生物の役割を学びました。講習者全員でグループ分けし、野外に出て生き物を捕獲。観察スコープやファーブルミニなどで観察、繊細に動く小さな土壌・微生物に驚嘆の眼差しでした。そこに自然の豊かの根源がある事を知りました。
受講者19名 講師3名 協会員4名 スタッフ7名 合計33名

第5回講座  「昆虫について・両生類について」

第5回講座の写真 第5回講座の写真

  9月11日第5回講座はぐんま昆虫の森において、園内奥にあるフィールドステーションUの講習室にて行いました。午前は須藤友治講師、野口強志講師によるスライド講座の後、2班に分かれてそれぞれに講師がつき、野外に出てトンボ類等を採集・逃放しながら生態の解説がありました。
  午後は亀井健一講師のスライド講座の後、野外に出てすくい網を持って池から両生類やザリガニ等を採集・逃放して実態を学びました。
  参加者:受講者19名 講師3名 協会員2名 スタッフ7名 合計31名

第4回講座  「哺乳類について・水生昆虫について」

第4回講座の写真 第4回講座の写真

  8月21日第4回講座を赤城間伐学習館において、午前は春山明子講師による「哺乳類について」の講座がありその中で講師から、県内「第1種特定獣種等生息調査」協力者アンケート募集の依頼の話がありました。
  午後からの「水生昆虫について」は、土屋清喜講師のスライド講座の後、前日の雨で白川が増水の中、全員で注意しながら採集した水生昆虫による水質判定法を学びました。
  参加者:受講者21名 講師2名 協会員4名 スタッフ7名 合計34名

第3回講座  「植物についての基礎知識・夏の植物観察」

第3回講座の写真 第3回講座の写真 第3回講座の写真= 第3回講座の写真

  7月10日(日) 晴天の暑い日。群馬県林業試験場において、午前は「植物についての基礎知識」講座を関端孝雄講師がスライドを参照しながらの基礎講義。
  午後はますます湿度が上がる中、場内の樹木見学コースを2班に分かれて浦野安孫講師も加わり、樹木名から由来する解説を交えての、親しみやすい観察講義。最後は鳥類病院も見学して、無事、講座を終了しました。
  参加者:受講者20名、講師2名、スタッフ4名、協会員2名 合計28名

第2回講座 「巨樹古木ツアー」

第2回講座の写真 第2回講座の写真

   6月12日(日)、西毛方面の「巨樹古木」のバスツアーを行いました。
  受講者が西毛方面の方が半数を占めることから、今回は集合場所を前橋と高崎地区の2か所にしました。
  雨空でしたが、心配は参加者の意気込みで消え曇りの1日でした。藤岡市・水宮神社の大ケヤキ、吉井町・仁叟時のカヤとムクの木、富岡市・貫前神社のスダジイ、大イチョウ、タラヨウ、そして長学寺の虎イチョウ。いずれも講師の説明と、大樹の偉大さに感銘を受けた講座でした。
  参加者:受講者23名、講師3名、スタッフ8名、協会員3名 合計37名

第1回講座 自然解説とは、ネイチャーゲーム

第1回講座の写真 第1回講座の写真 第1回講座の写真 第1回講座の写真

   5月8日(日)開講式終了後、第1回講座は協会員・小崎昭一講師により、講座入門の扉が開かれました。 午前中は、講義室で自然という多様なイメージの創出、その伝達方法、受止め方などを学びました。 午後は、憩いの森においてささやかでも実践すべく、ビンゴゲームを取り入れた野外講座。 参加者は童心に還ったように、様々な自然環境の中の生物、植物、そしてサウンド・オブ・サイレンス(森の静寂)の再会、再発見に歓声が上がりました。
参加者:受講者23名、講師1名、協会員サポーター・スタッフ13名 合計37名

平成28年度 開講式

開講式の写真   昨年度からの「大人のための自然教室」は、2回目の開講式を迎えました。理事長あいさつは「自然に学ぶ」の意義を、事務局長からは協会活動の概要説明があり、今年度全7回の講座がスタートしました。
今年度の受講者内訳は、県内各地から女性16名、男性10名の合計26名で、開講式には23名が参加しました。(原田)



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大人のための自然教室の様子(平成27年度)

 平成27年度大人のための自然教室の実施の様子を紹介しています。

第7回講座「野鳥観察・修了式」

第7回講座の写真

  12月13日(日)藤岡市のふじふれあい館において、27年度最後の講座と修了式を行いました。
  雨模様の日、午前と午後にかけて粕川昭久氏(協会員)の講義があり、野鳥観察では、付近の池畔でのカモ科仲間の観察に各人、双眼鏡を構えて講師の解説に耳を傾けながら、見入っていました。午後の講義は、鳥の羽ばたきのジェスチャーを交えた講師の説明で喝采を博し、鳥の生態についてを楽しく学びました。
参加者 受講生:25名 講師2名 協会員10名 スタッフ5名 合計42名

第6回講座「秋の植物観察・土の中の生き物について」

第6回講座の写真

  10月18日(日)憩いの森・森林学習センターに於いて、秋の植物観察については大谷講師、土の中の生き物については櫻井講師を招いて行いました。
参加者 受講生:24名 講師2名 協会員3名 スタッフ6名 合計35名



第5回講座「昆虫について・両生類について」

第5回講座の写真

  9月13日(日)県立ぐんま昆虫の森に於いて、昆虫については須藤・内田両講師、両生類については亀井講師を招いて行いました。
参加者 受講生:23名 補講生1名 講師3名 協会員3名 スタッフ5名 合計35名



第4回講座「哺乳類について・水生昆虫について」

第4回講座の写真 第4回講座の写真











  8月30日(日)第4回講座を赤城間伐学習館に於いて、哺乳類については春山明子講師、水生昆虫については土屋清喜講師を招いて行われました。 当日はあいにくの雨で、午前中はスライドを使い哺乳類の紹介と、偶々赤城山で捕獲 されたシカをまじかで観察することが出来ました。 午後は白川で採取した水生昆虫を詳しく選別して結果発表を行いました。
参加者:受講生24名 講師2名 協会員6名 スタッフ4名 合計36名

第3回講座「植物についての基礎知識・夏の植物観察」

第3回講座の写真

  7月12日(日)第3回講座「植物についての基礎知識・夏の植物観察」を群馬県林業試験場に於いて、関端孝雄講師を招いて行われました。午前中は座学で午後から屋外での植物観察行いました。当日は35℃を上回る猛暑日で、熱中症に注意しながらの観察になりました。
参加者:受講生26名 補講生1名 講師1名 協会員10名 スタッフ5名 合計42名

第2回講座 巨樹古木ツアー

第2回講座の写真

   6月14日(日)「巨樹古木ツアー」を開催しました。
  前橋合同庁舎を9:00に出発して、樹齢1000年と言われる横室の大カヤ(国指定天然記念物)、珊瑚寺の杉サワラ公孫樹、沼田公園のケンポナシ、御殿桜を見て、昼食後、樹齢1500年の薄根の大桑(国指定天然記念物)、正覚寺のコウヤマキを見学しました。
参加者:受講生27名 補講生1名 講師2名 協会員2名 スタッフ5名 合計37名

第1回講座 自然解説とは何か、春の植物観察

第1回講座の写真 第1回講座の写真

   5月10日(日)第1回講座「自然解説とは何か」は小崎昭一講師により短時間でしたが充実した講義が行われました。
  午後は関端孝雄講師による「春の植物観察」を屋外に出て行いました。
参加者:受講生29名 補講生2名 講師3名 協会員2名 スタッフ10名 合計46名

平成27年度 開講式

開講式の写真   5月10日(日)平成27年度から新たに始まる「大人のための自然教室」の開講式が憩 いの森 森林学習センターに於いて行われました。
「もっと身近に、もっと楽しく、自然と触合おう」をテーマに受講生は定員を上回る 33名と補講生8名で始まりました。



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自然の解説者養成講座の様子(平成26年度)

 平成26年度養成講座の実施の様子を紹介しています。

修了式

修了式の写真 修了式の写真   2月1日(日) 前橋市総合福祉会館において、平成26年度自然の解説者養成講座の修了式を行いました。今年度は、30名受講されて補講生も含め23名が晴れて修了証を手にしました。   来賓として出席された県環境森林部の曲沢修次長より御祝辞を頂きました。
  その後、協会の各部会の紹介や活動報告の後、親睦会を行い養成講座の感想や今後の活動について、活発な意見交換が行われました。新協会員第13期生の今後の活躍が期待されます。
参加者:受講生22名、補講生1名、来賓1名、協会員5名、スタッフ4名 合計33名

第13回講座 野鳥の研修

第13回講座の写真 第13回講座の写真

  1月11日(日)多々良沼、群馬県緑化センターに於いて、野鳥と自然界との関係を谷畑藤男講師を招いて行いました。
午前中は多々良沼に行き野鳥の観察で、コハクチョ ウやオナガガモなど数多くの野鳥を確認できました。午後は座学で、バードウオッチングの楽しさや、渡り鳥の習性などの解説と、高崎市庁舎から獲物を狙うハヤブサの興味深い話などを聞くことが出来ました。
参加者:受講生18名 補講者1名 講師1名 協会員2名 スタッフ5名 合計27名

第12回講座 救急救命法研修

第12回講座の写真 第12回講座の写真

  12月7日(日)前橋市第2コミュニティーセンターに於いて、日本赤十字社ボランティア指導員4名を招いて、救急救命法と心肺蘇生法を学びました。
午前中は講義を行い、午後は心肺蘇生法とAEDの使用方法を実習して、最後に学科と実技の試験を行い全員無事に合格しました。
参加者:受講者17名 講師4名 スタッフ4名 合25名

第11回講座 日本の森林と林業研修

第11回講座の写真 第11回講座の写真

  11月24日(月)伊香保森林学習センター 憩いの森に於いて、午前中は大松稔講師を招いて日本の森林と林業についての座学を行いました。
午後は神宮開講師と吉本一夫講師を加えて三班に別れて、チエンソーと刈り払い機の使用方法や注意点などを学び、その後、丸太切りや草刈りの実習を行いました。
参加者:受講者22名 補講者1名 講師3名 協会員2名 スタッフ3名 合計31名

第10回講座 ネイチャーゲーム研修

第10回講座の写真 第10回講座の写真

  11月16日(日)伊香保森林学習センター 憩いの森に於いて、小崎昭一講師を招いてネイチャーゲームを行いました。
座学は早々に切り上げて午前中からフィールドに出て、赤く染まったモミジの葉や、黄色のダンコウバイ、レンガ色のメタセコイアなど鮮やかな色彩の中で、自然と対話し受講者皆が共感を覚えた1日を過ごすことが出来ました。
参加者:受講者24名 補講者1名 講師1名 協会員3名 スタッフ5名 合計34名

第9回講座 きのこの研修

第9回講座の写真 第9回講座の写真 第9回講座の写真

  10月19日(日)伊香保森林学習センター 憩いの森に於いて、日本きのこ研究 所所長 中沢武講師を招いて、きのこに関する基礎知識を行いました。。
午前はきのこの生態についての専門的な講義を受けて、午後は屋外できのこ狩りを行 い、その後採取したきのこの種類や性質を学びました。
参加者:受講生24名 講師1名、協会員2名、スタッフ4名  合計31名

第8回講座 哺乳類と爬虫類の研修

第8回講座の写真 第8回講座の写真 第8回講座の写真

  10月5日(日)日本蛇族研究所に於いて、午前中は群馬県立自然史博物館の学芸員である姉崎智子氏による県内の哺乳類の生態や生育状況の説明がありました。 また、増え続けるシカの食害についての実態とその対策についても講義を受けまし た。
  午後は日本蛇族研究所の主任研究員である堺敦氏による蛇族や爬虫類の生態や種類に ついて講義を受けました。特に毒蛇のマムシやヤマカガシに咬まれた事例やその対処法などを学習し、実際に生きたマムシを観察しました。
参加者:受講生25名 補講者1名 講師2名、協会員1名、スタッフ4名  合計33名

第7回講座 両生類と昆虫の研修

第7回講座の写真 第7回講座の写真

  9月7日(日)ぐんま昆虫の森に於いて両生類と身近な昆虫の種類と生態について、亀井健一、須藤友治、内田昭彦各講師を招いて行いました。 午前中は両生類について学習し、池でウシガエルのオタマジャクシを捕獲して観察しました。午後は2班に別れてフィールド観察を行いました。
参加者:受講生24名 講師3名 協会員2名 スタッフ5名 合計34名

第6回講座 水生生物の研修

第6回講座の写真 第6回講座の写真

  8月17日(日)赤城間伐学習館に於いて、水生生物を土屋清喜講師を招いて行いました。前日からの雨で川の水が増水していた為、予定した場所より下流域で座学の後、午前中に川での水生生物採取を行いました。みんな童心に返り楽しい時間を過ごしました。
  午後は採取したカワゲラやトビケラの幼虫を顕微鏡で観察しました。
参加者:受講生21名 講師1名 協会員2名 スタッフ5名 合計29名

第5回講座 地球環境、自然観察の指導法

第5回講座の写真 第5回講座の写真

  7月6日(日)伊香保森林学習センター憩いの森において、地球温暖化対策について群馬県地球温暖化防止活動推進員の鈴木正知講師を招いて行いました。我々の身近な所 にまで温暖化による影響が出ている事例を紹介しました。その後内田昭彦講師の自然 観察の指導法を学習しました。
  午後は内田昭彦講師と櫻井昭寛講師により野外での自然観察の指導法を実習しまし た。
参加者:受講生23名 講師3名 協会員4名 スタッフ4名 合計34名

第4回講座 土壌に関する基礎知識

第4回講座の写真 第4回講座の写真

  6月15日(日)赤城ふれあいの森・赤城間伐学習館に於いて、木暮光男講師を招いて土壌に関する基礎知識を行いました。
  午前は土壌の仕組みや構造などを学習して、午後は森の中で2班に別れて深さ1mの穴 を掘り、土壌断面のA、B、C層を確認しました。
参加者:受講生22名 講師1名 スタッフ4名  合計27名

第3回講座 植物に関する基礎知識

第3回講座の写真

  6月1日(日)群馬県林業試験場に於いて関端孝雄講師を招いて、植物に関する基礎知識を行いました。
  植物の知識は、私達インタープリターにとって一番重要で、また必要とされる知識で す。会場は満員で、午前中は室内での講義で午後も1時間延長して行われ、その後野外観 察が行われました。
参加者:受講生28名 講師1名 協会員4名 スタッフ5名  合計38名

第2回講座 巨樹古木ツアー北毛地区

  5月6日(火)連休最終日にもかかわらず、多くの方々の参加をいただき北毛地区の巨樹古木ツアーを行いました。
  櫻井昭寛講師と大谷正明講師の解説で、国指定天然記念物の横室の大カヤ、珊瑚寺の サワラ・イチョウ、そして沼田公園のケンポナシ・御殿桜を見学のあと昼食後、正覚寺のコウヤマキ、国指定天然記念物で樹齢1500年と言われる薄根の大クワを見学して、巨樹からのパワーを頂いた1日でした。
参加者:受講生24名 講師2名 協会員9名 スタッフ5名  合計40名

第2回講座の写真 第2回講座の写真
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第1回講座 自然の解説者とは何か、その役割

第1回講座の写真 第1回講座の写真

  平成26年度自然の解説者養成講座の開講式、スタッフ紹介、ガイダンスに続いて、第1回講座「自然の解説者とは何か、またその役割は」をテーマに小崎昭一講師を招いて学習しました。
参加者:受講生29名、スタッフ5名、講師2名、協会員5名、合計41名

平成26年度 開講式

開講式の写真   平成26年度自然の解説者養成講座では29名の参加申込みがありました。 4月13日前橋市第2コミュニティセンター視聴覚室において、申込者全員が参加して開講式を行いました。
  関端副理事長の挨拶の後、来賓としてご出席いただいた県環境森林部緑化推進課の曲沢修次長よりご祝辞をいただきました。

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自然の解説者養成講座の様子(平成25年度)

 平成25年度養成講座の実施の様子を紹介しています。

修了式

修了式の写真 修了式の写真   2月2日(日) 群馬県庁昭和庁舎において、平成25年度自然の解説者養成講座の修了式 を行いました。今年度は、24名受講されて18名が晴れて終了証を手にしました。 来賓として出席された県環境森林部の土屋秀明次長より御祝辞を頂きました。
その後、協会の各部会の紹介や活動報告の後親睦会を行い、養成講座の感想や今後の活動について活発な意見交換が行われました。新協会員第12期生の今後の活躍が期待されます。
参加者:受講生14名、補講生1名、来賓1名、協会員5名、スタッフ4名 合計25名

第13回講座 野鳥

第13回講座の写真 第13回講座の写真 第13回講座の写真 第13回講座の写真   1月12日(日)多々良沼・群馬県緑化センターにおいて、谷畑藤男講師を招いて野鳥 の観察を行いました。当日は風もなく、比較的暖かい日和で、午前中は多々良沼で、白鳥や鴨や川蝉などの多くの野鳥を観察しました。
午後は、水鳥の特徴や渡り鳥についての講義を受けました。今回の講座で全13回の全 ての講座が終了しました。受講生の皆様、お疲れ様でした。
参加者:受講生14名、講師1名、協会員8名、スタッフ5名  合計28名

第12回講座 救命救急法

第12回講座の写真 第12回講座の写真 第12回講座の写真   12月8日(日) 前橋第二コミュニティーセンターにおいて、日赤指導員の糸井政 幸、日赤ボランティア指導員の川田繁子両講師を招いて救命救急法の講座を行いました。
最初は救急救命の基本や救命処置の学科を行い、その後実技で心肺蘇生法やAEDの使用方法などをペアを組んで実施しました。
  最後に検定試験を行い全員試験に合格して資格証が贈られました。
参加者:受講生14名、講師2名、協会員1名、スタッフ4名  合計21名

第11回講座 日本の森林と林業

第11回講座の写真 第11回講座の写真 第11回講座の写真   11月24日(日)伊香保森林学習センター 憩いの森において、大松稔講師、神宮開講 師、吉本一夫講師を招いて、日本の森林と林業を行いました。午前中は講義で、現在 の森林や林業衰退の問題点や今後の再生に向けた取り組みを学習しました。午後は実 習で安全作業の講義を受けて、高さ15m以上あるスギの木の伐採を受講生で行いまし た。又 チエンソーの使い方や、刈り払い機による草刈りを体験しました。
参加者:受講生15名、講師3名、協会員2名、スタッフ3名  合計23名

第10回講座 ネイチャーゲーム

第10回講座の写真 第10回講座の写真 第10回講座の写真   11月16日(日)伊香保森林学習センター 憩いの森において、小崎昭一講師を招いて ネイチャーゲームを行いました。
秋の森の中に入ると、色や、風や、音や、香りを感じて、心地よいくつろぎの時間を 体験できます。 午前と午後の講座共に実際にフィールドに出て、わらしべウオーク、葉っぱジャンケ ン、フィールドビンゴなどのネイチャーゲームで自然と共感して、自然を体験する楽しみ を実感しました。
参加者: 受講生14名、講師2名、協会員1名、スタッフ2名、合計19名

第9回講座 きのこに関する基礎知識

第9回講座の写真 第9回講座の写真第9回講座の写真   10月20日(日)伊香保森林学習センター 憩いの森において、日本きのこ研究所所長 中沢武講師を招いて「きのこに関する基礎知識」を行いました。森の掃除屋さん言わ れるきのこは、樹木の生育を助けるだけではなく、私達の食品としても食物繊維やビ タミンB、Dを多く含む自然食品なのです。
あいにくの雨の中、山に入り実際にきのこ採りを行いました。また毒きのこの見分け 方のなどの講習も行いました。
参加者: 受講生16名、講師1名、協会員2名、スタッフ4名、合計23名

第8回講座 哺乳類、爬虫類について

第8回講座の写真

第8回講座の写真 第8回講座の写真   10月6日(日)日本蛇族研究所において午前10時より群馬県立自然史博物館の学芸員である 姉崎智子氏による群馬県に生息する哺乳類の現状や生態についての説明があり、その種類や数 の調査方法やレッドデータについての講義などが12時まで行われた。
また、午後1時から3時まで日本蛇族研究所の主任研究員である堺敦氏により爬虫類、特に蛇族 について、その生態や種類について、あるいは咬まれた後の対処法について詳しく説明がなさ れた。共にスライドを使い解説していただいたので、大変よく理解できました。最後に数種類 の蛇が持ち込まれ、みな興味深く観察し、写真に収めたりしておりました。
参加者: 受講生15名 講師2名、協会員3名、スタッフ4名、合計24名

第7回講座 昆虫について

第7回講座の写真

第7回講座の写真 第7回講座の写真   9月1日(日)身近な昆虫の種類と生態をぐんま昆虫に森において、 高橋文吾講師、茂木孝充講師を招いて行いました。 午前中は身近な昆虫の種類と生態をスライドを使い学習しました。
午後はフィールドに出て実際に昆虫の観察を行いました。
参加者: 受講生20名 講師2名、協会員2名、スタッフ5名、合計29名

第6回講座 水生生物について

第6回講座の写真

第6回講座の写真 第6回講座の写真   8月18日(日) 赤城間伐学習館において水生生物の講義を、土屋清喜講師を招いて 行いました。 午前中は学習館にての講義、午後は赤城白川で川の中に入って水生生物の採取を行い ました。
連日暑い日がつづく中で、今回は川遊び的研修で童心に帰り、又一時の清涼感を味わ えた事でしょう。
参加者: 受講生15名 講師1名、協会員1名、スタッフ5名、合計22名

第5回講座 地球温暖化対策について

第5回講座の写真

第5回講座の写真 第5回講座の写真   7月7日(日) 伊香保森林学習センター憩いの森において"地球温暖化対策について" 奈賀由香子講師、剣持雅信講師を招いて行いました。群馬県も例年より早い梅雨明け で、連日35℃以上の猛暑日が続いています。この問題は、午前の部の一時間では 少々時間が足りない講座内容でした。 続いて、亀井健一講師の自然観察の指導法を行いました。
午後は、内田昭彦講師による野外での自然観察の実技を行いました。
参加者:受講生19名 講師4名 スタッフ4名 合計27名

第4回講座 土壌に関する基礎知識

第4回講座の写真 第4回講座の写真 第4回講座の写真 第4回講座の写真   6月16日(日) 赤城ふれあいの森・赤城間伐学習館において、木暮光男講師を招い て行いました。 土壌断面構造を学習するため、山地を1m×1m×1mの大きさで、受講生に掘削して 頂くため、前日までの雨が心配されましたが、当日は曇空。2班に別れて、受講生全員 で深さ1mの掘削にチャレンジしました。そして、詳細な土壌断面を調査しました。
参加者:受講生18名、講師1名、協会員1名、スタッフ4名 合計24名

第3回講座 植物に関する基礎知識

第3回講座の写真 第3回講座の写真   6月2日(日) 群馬県林業試験場において、関端孝雄講師を招いて行いました。 自然の解説者にとっては、植物の基礎知識が基本中の基本である為、熱のこもった講義が行われました。
  午後は、午前中の講義を延長してその後、野外実習で実際に植物を観察して詳しく指 導していただきました。
参加者:受講生21名、講師1名、協会員2名、スタッフ4名 合計28名

第2回講座 巨樹古木ツアー東毛地区

第2回講座の写真 第2回講座の写真 第2回講座の写真   5月6日(月)講師 亀井健一氏、櫻井昭寛氏の解説で 市場の大欅、新田神社のケヤキ、冠稲荷のボケ、浄蔵寺の大イチョウ、旧境高校のトウカエデ、 連取の笠松の観察会を実施した。
  大欅では、凄い!と声が上がった。途中、オドリコソウ、ニホンタンポポの説明に真剣に聞き入っていた。
  笠松でも驚きの声。だれかが大きな盆栽と褒めたたえていた。 笠松の素晴らしさに芭蕉の句にロマンを感じ、天候に恵まれ素晴らしい観察会を終了しました。
参加者:受講生18名 協会員、スタッフ19名 合計37名

第1回講座 自然の解説者とは何か、その役割

第1回講座の写真 第1回講座の写真

  平成25年度、自然の解説者養成講座の開講式に続いて、午後からは第1回講座 自然の解説者とは何かを、小崎昭一講師を招いて行いました。 私達と、自然との係わり合いを、具体的に解りやすく学習しました。
参加者:受講生21名、スタッフ4名、講師2名、協会員3名、合計30名

平成25年度 開講式

開講式の写真   平成25年度自然の解説者養成講座では22名の参加申込みがあり、また昨年修了されなかった3名が補講申込されました。 4月14日前橋市第2コミュニティセンター視聴覚室において開講式を行いました。
  来賓としてご出席いただいた県環境森林部緑化推進課の土屋秀明次長よりご祝辞をいただきました。

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自然の解説者養成講座の様子(平成24年度)

 平成24年度養成講座の実施の様子を紹介しています。

修了式

修了式の写真   2月3日(日)前橋市総合福祉会館において修了式を行いました。平成24年度自然の解説者養成講座では14名の方が受講され、 11名の方が10回以上出席して修了証書を手にされました。
  来賓としてご出席いただいた県環境森林部緑化推進課松原利泰次長よりご祝辞をいただきました。
  今回残念ながら出席10回に未達の方も、25年度で補講していただければ合計10回以上で修了できますので、 補講をおすすめします。

  修了式後の協会の各部会の活動紹介の後、懇親会で一人ひとり自己紹介も含めて講座の感想や今後の活動に ついて和気あいあいと話し合いました。 今回修了された10名が協会員第11期生として入会して頂けました。 今後の協会の各部会での活躍が大いに期待されます。
  参加者:受講生10名 補講者1名 来賓1名 理事、スタッフ8名 合計20名

第13回講座 野鳥の観察・野鳥と自然界との関係

第13回講座の写真 第13回講座の写真

  平成25年1月13日 多々良沼と群馬県緑化センター
  講師 谷畑藤男

   午前:暖かく良く晴れていたので少し講義の後、車で多々良沼へ移動。今年は水鳥の飛来が少ないようだが、白鳥をはじめヒドリガモなど多くの鴨や鷺など30数種類を観察。
  午後:少し早めに講義を開始。水鳥の浮き方、潜水する鳥、陸に上がった水鳥の観察。
第13回講座の写真   また、鳥の渡りについて図や実験によりわかりやすく説明。 最後に収集したたくさんの鳥の羽根のアルバムを見せてくれた。大変面白く、鳥に対する興味をより深めたのではないでしょうか。

  参加者:受講生12名 協会員5名 講師ならびにスタッフ4名 合計21名




第12回講座 救急救命法、AED使用法と実習

第12回講座の写真 第12回講座の写真 第12回講座の写真

  平成24年12月9日 前橋第2コミュニティセンター 第2集会室
  講師:羽鳥 勉(日赤救急法指導員)、白石喬男(日赤ボランティア指導員)

   はじめに救急救命法について、またAEDの実施方法についての手順などが講義され、直ぐに訓練に入った。
  午後は3人1組になって、さらに入念に訓練が行われ、資格試験が行われ、3時少し前に終了。


  参加者:受講生12名 講師2名 スタッフ4名 合計18名

第11回講座 日本の森林と林業、森林整備の野外実習

第11回講座の写真 第11回講座の写真 第11回講座の写真

  平成24年11月25日 憩いの森・森林学習センターにて
  講師:大松 稔、神宮 開、吉本一夫 

  午前:地球環境問題や森林が持つ多面的機能、そして日本の森林事情などについての講義、特に日本の森林の置かれている状況と林業再生については農水省が本腰入れて10年後の木材自給率50%以上を目指して体制を整えつつあると言うことだ。大いに期待したい所である。
  午後:三人の講師による伐木、造林そして刈り払いについての注意事項、道具の使い方などの詳しい説明があり、その後、実際に一人一人が伐木、刈り払い機の体験をした。
  参加者:受講生10名 講師ならびにスタッフ6名 合計16名

第10回講座 ネイチャーゲームの効果と特徴

第10回講座の写真 第10回講座の写真 第10回講座の写真 第10回講座の写真

  平成24年11月11日 憩いの森・森林学習センターにて
  講師:小崎 昭一 

  今にも雨が降り出しそうな寒い日でしたが、野外に出て、「わらしべウォーク」をしつつ紅葉を楽しむ。次に「フィールドビンゴ」。3人一組になって森の中を探検。さらに「重ねよう」という色紙による森の表現では、みなその思わぬ効果に驚いていました。
  午後は室内で「動物交差点」「私は誰でしょう」「動物カテゴリー」などをする。たくさんのゲームを体験したので、子どもたちとの自然体験に大いに役立つのではないしょうか。
  参加者:受講生9名 講師ならびにスタッフ6名 合計15名

第9回講座 きのこに関する基礎知識

第9回講座の写真

  平成24年10月28日 憩いの森・森林学習センターにて
  講師:きのこ研究所所長 中沢 武 

  講座は「きのこ」と言ったら、何を思い浮かべるか、を書き出すことから始まった。茸の定義、分類、自然界での役割、茸のライフサイクルなどについての講義のあと、雨もよいではあったが外に出て茸の採取をする。20種類以上採れたと思う。
 午後はパワーポイントで2種類の茸を写しだし、どちらが食用の茸か毒茸かを当てさせるゲームをする。その後、茸の歴史、茸の栽培法や茸の栄養成分などについて約1時間の講義。
第9回講座の写真第9回講座の写真   最後に、採取してきたスッポンシメジ、カワラタケ、ヌメリイグチ、ゴムタケ、ヒトヨタケ、クヌギタケ、ニガクリタケ等についてのくわしく説明がなされた。茸に詳しい人もいて話は尽きないようであったが、少し時間をオーバーして終了。






  参加者:受講生12名 協会員2名 講師ならびにスタッフ5名 合計19名

第8回講座 哺乳類・爬虫類について

第8回講座の写真   24年10月7日(日) 財)日本蛇族学術研究所にて
  午前:哺乳類について 講師 姉崎智子(群馬県立自然史博物館学芸員)
  群馬県に生息する哺乳類全般について学ぶ。特に動物の足跡の石膏模型や野生動物の鳴き声などは大変興味深かった。いま、熊、鹿や猿などの増加による自然破壊や農作物の被害が問題になっているが、実態をよく調べることが重要である。原因は人間にあるのだから、ただ駆除すれば解決するものではないし、駆除には限界があるという。

第8回講座の写真第8回講座の写真   午後:爬虫類について 講師 堺 淳(日本蛇族学術研究所主任研究員)
  ニホンマムシやヤマカガシなどの毒蛇による咬症の診断とその対処法について多くの症例を示しつつ説明。蛇に咬まれたら、まず吸引など適切な応急処置と出来るだけ早い正しい治療が悪化を防ぐ決め手となる。 最後に数種の蛇を見せてくれたが変異が多様で同定は難しいようだ。
  参加者:受講生12名 協会員6名 講師ならびにスタッフ5名 合計23名

第7回講座 身近な昆虫の種類と生態

第7回講座の写真 第7回講座の写真

  9月2日(日)第7回養成講座「身近な昆虫の種類と生態」が群馬県立ぐんま昆虫の森において行われた。

第7回講座の写真   高橋文吾講師により、トンボやテントウ虫など普段よく見られる昆虫20種ほどについて映像を使い解説がなされた。特にアブやキノカワガなど多数の昆虫の擬態についての解説は興味深かった。
  午後は茂木孝允解説者を加えて、2班に分かれ野外に出て網を使い蝶やバッタをとり、また葉に付いている多くの幼虫などを観察した。最後に本館を一巡して終了。通り雨が降ったこともあって、暑さに苦しめられることもなく快適な講座であった。
  参加者:受講生13名 協会員1名 講師ならびにスタッフ7名 合計21名

第6回講座 水生動物の研修

第6回講座の写真 第6回講座の写真










  8月19日(日)第6回養成講座「水生動物の研修」があかぎ木の家間伐学習館において、土屋清喜氏を講師として行われました。
  雨が降りそうだったので、30分ほど川の生き物について基本的な知識と河川環境調査表の造り方を学んでから赤城白川に向う。まず、河川調査をし、ついで白川に入り、網に追い込んだり、石を返したりして水生生物の採取に励む。その後、間伐学習館に戻り、採取した昆虫などを分類し水質調査表を完成させた。
  結果はきれいな川と言う判定であった。みな童心に帰り虫とりに夢中になって時間のたつのも忘れて楽しんでいたようである。
  参加者:受講生12名 講師ならびにスタッフ5名 合計17名

第5回講座 地球温暖化対策と自然観察の指導法について

第5回講座の写真 第5回講座の写真










  7月8日(日)第5回養成講座が憩いの森・森林学習センターで行われました。
  まず、群馬県環境政策課の出前講座で、宮崎直利主事による「地球の温暖化対策について」の講義がパワーポイントを使って1時間行われました。
  11時からの亀井健一理事長による「自然観察指導のあり方などについて」は植物を実際に見せながら説明されたので理解しやすかったようです。
  午後は清水政之講師による「自然観察指導の実際について」講義の後、3班に分かれ、外に出て、それぞれのテーマについてどのように指導したら良いかを検討し発表しました。
  参加者:受講生11名、協会員1名、スタッフ・講師7名 合計19名

第4回講座 土壌に関する基礎知識

第4回講座の写真 第4回講座の写真

   6月17日(日)あかぎ木の家間伐学習館において木暮光男講師により土壌調査表の作り方を学び、その後、森に入り2ヶ所に分かれて幅1m、深さ1.5mほどの穴を掘り、土壌断面の観察をしました。調査表を作った後、我が国の森林土壌の分類、構成、組成などについての講義があり、最後に持参された岩石標本を見せていただきました。
  参加者:受講生12名、協会員2名、スタッフ講師4名 合計18名

第3回講座 植物に関する基礎知識

第3回講座の写真 第3回講座の写真

  6月3日群馬林業試験所において関端孝雄講師により植物に関する基礎知識「植物の生活、特性」についての講義が午前2時間、午後も40分ほど行われました。
  その後、野鳥病院を訪れ、野鳥の観察をし、さらに園内の植物について指導していただきました。
  参加者 受講生 13名 協会員 6名 合計 19名

第2回講座 巨樹古木ツアー

第2回講座の写真 第2回講座の写真
(写真は左:水宮神社の大ケヤキの前で集合写真、右:貫前神社での昼食風景)
  5月6日9時に前橋市合同庁舎の駐車場に集合し、中型バスで巨樹古木ツアーに出発しました。
  西毛地区を巡り、亀井健一講師と櫻井昭寛講師により貫前神社のスダジイをはじめ数種の巨木についての説明や道端の草花などについて解説していただきました。
  参加者 受講生 10名 協会員 18名 合計 28名

第1回講座 自然の解説者とは何か

第1回講座の写真   4月22日前橋市総合福祉会館において開講式に続いて第1回講座を行いました。
  小崎昭一講師により講座全体を通して何を学ぶのか、自然の解説者とはなにか、その役割についてネイチャーゲームを交えて学びました。



参加者:受講生11名、協会員スタッフ10名、合計21名

平成24年度 開講式

開講式の写真   平成24年度自然の解説者養成講座では12名の参加申込みがあり、また昨年修了されなかった3名が補講申込されました。4月22日前橋市総合福祉会館において開講式を行いました。
  来賓としてご出席いただいた県環境森林部緑化推進課の松原利泰次長よりご祝辞をいただきました。

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自然の解説者養成講座の様子(平成23年度)

 平成23年度養成講座の実施の様子を紹介しています。

修了式

修了式の写真   2月5日(日)前橋市総合福祉会館において修了式を行いました。平成23年度自然の解説者養成講座では24名の方が受講され、20名の方が10回以上出席して修了証書を手にされました。
  来賓としてご出席いただいた県環境森林部緑化推進課高井光夫次長よりご祝辞をいただきました。
  今回残念ながら出席10回に未達の方も、24年度で補講していただければ合計10回以上で修了できますので、補講をおすすめします。

  修了式後の懇親会では、一人ひとり自己紹介も含めて講座の感想や今後の活動について和気あいあいと話し合いました。 今回修了された20名全員が協会員第10期生として入会して頂けましたので、今後の協会での活躍が大いに期待されます。
  参加者:受講生19名 来賓1名 協会員スタッフ8名 合計28名

第14回講座 野鳥の観察、野鳥と自然界との関係

  1月15日(日)群馬県緑化センター、多々良沼にて
    講師 協会員 粕川昭久氏

第14回講座の写真   はじめに双眼鏡の使い方や鳥の見方などを学習し、多々良沼へ向かう。「寒さ対策をしっかりしてきて下さい」と言ってあったが、幸い晴天で風もなく暖かかったので快適な野鳥観察会となった。
  飛来しているハクチョウやサギ、カモ、ガンなど水鳥ばかりではなく、周囲の木々や葦原などに生息しているオオタカやカワセミ、ミヤマカラスなど多数の鳥たちも観察することが出来た。


第14回講座の写真   午後は鳥の見分け方や基本的な特徴などをクイズを交えて解りやすく解説された。
  多くの鳥が生息できるためには豊かな自然が存在しなくてはならない。ただ観察するだけでなく、鳥という個体を通して自然保護の大切さを知り、実現するように活動をつなげて行くことが野鳥観察の目的であると結んだ。

  参加者:受講生18名 協会員9名 講師1名 合計28名




第13回講座 救急救命とAED実習

  12月11日(日) 前橋市第2コミュニティーセンターにて
    講師 日本赤十字社職員 4名

第13回講座の写真   午前の部:病気や怪我や災害から自分自身を守り、けが人や急病人を正しく救助し,医師や救急隊に引き継ぐまでの救急手当てや応急手当てを如何にしたら良いか、手当の基本や一次救命処置についての講義が行われた。

  午後の部:心肺蘇生法、AEDを用いた除細動など一次救命処置の手順に関してデモの後、数人のグループに分かれて繰り返し実習がおこなわれた。さらに気道異物除去等についてもデモと実習が行われた。
第13回講座の写真
  最後に資格試験として、一連の一次救命処置を「あんちゃん」と言う人形を使い一人一人実施し、ペーパーテストも行われた。

  参加者:受講生14名 協会員3名 講師4名 合計21名




第12回講座 日本の森林と林業

  11月27日(日)伊香保森林学習センターにて

  午前の部:当協会の顧問:大松 稔氏の講義 「日本の森林と林業」
第12回講座の写真

  地球全体の環境問題から始まり、森林の持つ多面的な機能を解説された。また、日本の森林がどのようになっているか、林業の再生をいかに計るべきかについて言及された。
  農林水産省の森林・林業の再生プランによると、平成23年度は森林再生元年として、いよいよ森林管理・環境保全直接支払制度を導入し、森林作業道の開設の支援やフォレスターの育成を開始する記念すべき年であると言う。
  最後に森林づくりの仕事はどのようなものであるか、図入りのパンフレットにより解説され、午後の実習へとなった。

  午後の部:当協会評議員:神宮 開氏による「伐木及び刈り払い実習」
第12回講座の写真

   まず、伐木や刈り払いの作業安全対策について図を使って、詳しく解説された。 第12回講座の写真   その後、桧林に入り、実際にチェーンソーを使って伐木し、それをさらに細かく伐る作業を実施。さらに場所を替えて刈り払いを実習した。
  初めて機械に触れる人も多く、緊張していたが、楽しそうでもあった。
  参加者:受講生20名 協会員5名 合計25名

第11回講座 哺乳類と爬虫類

  11月13日(日)桐生自然観察の森にて

  午前の部: 群馬県立自然史博物館学芸員 姉崎智子氏による哺乳類についての講義と実習
第11回講座の写真

  50分ほど映像を使って群馬県に生存する哺乳類の説明があり、その後、館内の展示を見ながら解説され、さらに観察の森に出て動物の足跡などの痕跡を探しつつ動物の生活実態など観察。 第11回講座の写真

 最後に、富岡の自然史博物館の説明などなされた後、たくさんの質問が出され時間が足りないほどであった。


  午後の部:財団法人日本蛇族学術研究所 研究員 三保尚志氏による爬虫類についての講義と観察 第11回講座の写真

  日本、群馬の爬虫類について映像を使用しながら詳しく説明され、さらに10匹ほどの蛇を実際に観察しながらの講義はなかなか好評で、多くの質問も出されて、時間を少々オーバーするほどであった。
  好天に恵まれ、しかも大変楽しい講義であったのだが、参加者が少なかったのが残念であった。

  参加者:受講生17名 協会員2名 講師2名 合計21名

第10回講座 きのこ研修会

  10月30日(日) きのこ研究所所長 中沢武先生をお招きして、赤城間伐学習館においてきのこ研修会を行いました。

第10回講座の写真 第10回講座の写真

  午前中は「きのことは」から始まり、生態系、キノコの系統、有毒きのこ、食用きのこについての講義があり、受講生は気温15度前後の寒さも忘れ、熱心に聴講していました。
  午後は野外にて、きのこの採集。最盛期を過ぎたため見つけるのに苦労していました。 収穫したきのこの選別と解説で終了しました。
 ( あまりの寒さ、皆さんにきのこ汁でもふるまいたかつた。)
  参加者:受講生22名、 協会員4名、講師1名、合計 27名

第9回講座 ネイチャーゲームの効果と特徴
 ネイチャーゲームの実施

  10月16日(日)講師 小崎昭一
  参加者:受講生15名、協会員7名、合計22名

第9回講座の写真   まず、前回4月に行われたネイチャーゲーム講座の振り返りの後、自然体験活動を充実させるためのコンセプトについての講義が行われた。

  自然を体験する楽しさを子供達に伝えるには、講師自身が楽しいと思い、一緒に「わくわく体験、発見体験、ゆったり体験」をするように心がけなければならない。また、何を伝えたいのかをしっかりあらかじめ決めておくこと。
  子供が自然とより深く豊かにふれ合うためには「出会い、きっかけづくり」を意識し、配慮することが大事。また、体を動かし、体験を通して学ぶように仕向けてあげる必要がある。そして、その楽しさや集中が途切れないようにプログラムを構成、展開すること。
  活動は、子供の発達段階を考え、ゆったりとじっくりとを心がけ欲張らないことが肝要である。
第9回講座の観察写真  などについて詳しく1時間あまり講義がなされた。

  その後、外に出て昼休みをはさんで午後の3時過ぎまでノーズ、私は誰でしょう、フクロウとカラス、ジャンケン落ち葉集め、ネイチャービンゴ、木の鼓動、自然の紋など幾つかのネイチャーゲームを実際に体験した。
  どのゲームもとても面白く、童心に帰って、楽しんでいた。



第8回講座 身近な昆虫の種類と生態

第8回講座の講義写真 第8回講座の写真










  9月25日 ぐんま昆虫の森において高橋文吾氏、茂木孝允氏を講師に昆虫研修を行いました。
  午前中の講義は非常に分かりやすく、好評でした。
  午後の野外観察も天候に恵まれ、受講生も真剣に先生の解説に聞き入り質問も多く、時間のたつのを忘れそうな程でした。
  参加者:受講生16名 協会員スタッフ4名  合計20名

第7回講座 地球温暖化の現状今後の問題、
今、私たちができることについての講義

第7回講座の写真 第7回講座の講義写真










  9月4日 伊香保 憩いの森 森林学習センターにて、群馬県環境政策課より、笛木元之氏、宮崎眞利氏を講師に招き、 「地球温暖化の現状と今後の問題、今私たちができることについて」の講義を行った。
  午後は当協会の清水政之氏を講師に、自然保護と自然観察の必要性、準備と手順の講義の後、3班に分かれて自然観察会を実施した。
  台風接近のため野外活動が短時間になり大変でした。
 参加者:受講生16名 講師及び協会員7名  合計23名

第6回講座 自然観察の技術と方法

  8月7日(日)講師 亀井健一
 午前:講義 榛名ビジターセンターにて「自然観察の技術と方法」 
第6回講座の写真  子供に対する指導の成否は事前に下見をし、狙いを定めておき、楽しく解説できるようにする。知識を伝えるのではなく子供たちが五感を使い、自ら発見するように仕向けてやることが良い。子供の声を吸い上げ、じっくりと解りやすい言葉で明瞭に解説することが肝要であるなどと12項目の留意点について詳しく話され、その指導事例を示された。さらに、「自然体験活動」をいかに展開したらよいかを「森の落ち葉の役割」というテーマをもとに話された。

午後:ビジターセンターの庭からゆうすげの道を往復し「自然観察」
第6回講座の観察写真  榛名山の形成史や沼の平における植物の遷移について説明。
 道脇に見られるノリウツギ、コウゾリナ、チダケサシ、ノアザミやユウスゲ、コオニユリ、マツムシソウ、トネアザミ、テリハノイバラ、タケニグサなど多くの花を見つつ、それぞれについての説明を聞き3時少し前に終了となった。



参加者:受講生21名、協会員6名、合計27名

第5回講座 水生動物の研修

第5回講座の写真 第5回講座の観察写真










  7月10日(日)に赤城ふれあいの森において第5回養成講座水生動物の研修が行われた。 午前は間伐学習館で土屋清喜先生の講義。 河川の性質や分類法、また水生動物について、スライドを使って説明され、河川の環境調査の方法について詳しく話された。
  午後は赤城白川の水に入り、種々の検査をした後、石を返したり、たまり場をつついたりして沢山の水生動物を採取し、一つ一つ名前を確かめ、分類。 その後、部屋に戻り環境調査表に書き込み、赤城白川の水質は良いという結果を得て講座を修了。
参加者:受講生21名、協会員5名、合計26名

第4回講座 土壌に関する基礎知識

第4回講座の写真 第4回講座の穴写真










  6月19日(日)あかぎ木の家間伐学習館において木暮光男講師より土壌に関する基礎知識を学びました。
  まず土壌調査表の作り方についての簡単な説明を聞いてから森に入り、2か所に分かれて深さ1m横幅1.5mくらいの穴を掘りました。昼食後、その断面を観察してから部屋に戻り、土壌調査表を完成させました。
参加者:受講生19名、講師及び協会員4名、合計23名

第3回講座 植物に関する基礎知識

第3回講座の写真   6月5日(日)群馬県林業試験場において関端孝雄講師より植物に関する基礎知識を学びました。
  午前は植物に関する基礎知識についての講義、午後も40分あまり講義の後、野鳥病院を見学して、林業試験場の樹木についての研修を行いました。


参加者:受講生21名、協会員6名、合計27名

第2回講座 巨樹古木ツアー

第2回講座の写真 第2回講座の写真
  (左:お蒔きザクラ、右:室田の大カヤ)
  5月8日9時に前橋合同庁舎駐車場に集合し、大型バスで巨樹古木ツアーに出発しました。亀井健一講師と櫻井昭寛講師の解説のもと、吾妻方面の県や国の天然記念物を中心に6か所まわりました。
  樹齢1000年以上の巨木からパワーをもらいました。
参加者:受講生19名、協会員10名、合計29名

第1回講座 自然の解説者とは何か

第1回講座の写真   4月24日前橋市総合福祉会館において開講式に続いて第1回講座を行いました。
  小崎昭一講師により講座全体を通して何を学ぶのか、自然の解説者とは何か、自然の解説者の役割について学びました。



参加者:受講生22名、協会員11名、合計33名

平成23年度 開講式

開講式の写真   平成23年度自然の解説者養成講座では25名の参加申込みがあり、4月24日前橋市総合福祉会館において開講式を行いました。
  来賓としてご出席いただいた県環境森林部緑化推進課高井光夫次長および前橋市教育委員会青木博指導部長よりご祝辞をいただきました。

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2010年11月1日更新
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